飲み帰りに「しめ」のラーメンを食べに行く。
至福の時ですよね♪
しかし飲んだ後のラーメンほど罪深き食事はありません・・・
でも、やめられない、お酒の後は何かシメが食べたくなってしまうのは仕方のないことなのです。。。
このシメが食べたくなる仕組みに加え・・・
開き直って『どんなお酒のシメがあるのか』をご紹介していこうと思います!
そもそも何故〆が食べたくなるのか?
お酒を飲むと、どうしても〆に何か食べたくなりますよね?
そもそも何故〆が欲しくなるのかと言うと、お酒を飲んだ後に起こる身体の中の変化が大きく関係しています。
トイレに行きたくなる
お酒を飲むとアルコールの利尿作用により、おしっこに頻繁にいきたくなります。
そのため、身体の中は水分不足の状態に陥ります。
お酒で水分を摂りすぎたからトイレに行きたくなるわけではありません。
さらにオシッコをすると、水分以外にも塩分も一緒に排出されます。
そのため、身体は塩分不足の状態になってしまうのです。
アルコールの分解
アルコールの分解は肝臓で行われます。
この際、消費されるのが【血糖】です。
そのためアルコールを飲むと血糖値が下がるといわれています。
血糖値が下がるとどうなるのかというと・・・
みなさまご存知、空腹感が襲ってくるのです。
このようにアルコールを飲んだ後というのは・・・
- 血糖値の低下により空腹感
- 利尿作用により水、塩分
身体がそれぞれを欲するようになるのです。
お気付きの通り・・・
ラーメンは見事にこの欲求を満たしてくれてしまうのです。
〆でラーメンを食べることは、実に理にかなっていると言えてしまうのです。
・・・余計な油分やたんぱく質もタップリ含んでいますけどね^^;
また、世の中にはラーメン以外にも魅力的なシメ料理が沢山ありますので、ついでにご紹介していこうと思います。
肉料理
飲んだ後にステーキや焼肉を〆に食べるという人は結構います。
実は私も一時期『居酒屋からの焼肉』が定番コースになっていた時期が(笑)
肉料理と言えば、がっつりというイメージが強く「飲んだ後に焼肉?!」と驚くかもしれませんが、一度は試して貰いたいオススメの〆です。
身体は空腹感を感じていますからね。
飲んだ後でも、しっかりとした「美味しさ」を楽しめるんです。
ただ実際には、胃袋は膨れた状態なので、あまり量は食べられません。
しかし、そのおかげで安上がりに、焼肉を楽しむ事が出来ます。
店からしたら遅い時間に来て、あまり注文せずに帰って行く客なんて、迷惑以外の何者でもありませんけどね(笑)
スイーツ
飲んだ後にパフェなどの甘いものを食べる人は一定数います。
昔、居酒屋でバイトしていた時にも〆にパフェやアイスを頼む人が結構いました。
居酒屋のコース料理でデザートまで出てくることも多いことからも、一定の需要があることがわかります。
ちなみにバイトしていた時の経験では、〆のスイーツを頼むのは、やはり女性客がメインでした。
男性でも頼む方はいらっしゃいましたが、ほとんどが「おじさん」でしたね。
甘いものの場合、手っ取り早く血糖値を上げられるので、空腹感を早く満たせます。
ラーメンの誘惑に打ち勝ちたい人は、チョコなんかを常備しておくのもありかもしれません。
味噌汁
〆の味噌汁はかなりオススメです。
〆の味噌汁を知ったのは馴染みのお店で飲んだ後に、サービスで出して貰ったことがきっかけでした。
飲んだ後の【味噌汁】は格別に美味いです!
〆の味噌汁を味わったことがない人は一度試してみて下さい。
居酒屋『わん』だと、会計を締める時に、その店名の通り味噌汁が出てきますね。
※と思ったら先日、何も言わずに会計をしたら出されませんでしたwwwオイオイオイ!コンセプトじゃねぇのかよ!!
程よい塩分があるので、口寂しい感じが和らぐのと、温かさから、飲んだ後にホッとするんです。
豚汁とかでなければ脂質もほとんどないので、後味もさっぱりしていて、いい具合に酔いがさめる感じがします。
さらに言うと他のシメ料理に比べて圧倒的に罪悪感が少ない!
散々飲んだ後なんで、何でシメようが誤差なんですが、それでも罪悪感が少ないのは精神衛生上、良いですよね。
ちなみに私は味噌汁の美味さを知って以来、インスタントの味噌汁(シジミ)を常備しています。
〆だけでなく、ツライ二日酔いの朝にも使えますからね。
しじみはご存知オルニチンがたっぷりで、お酒の分解を助けてくれます。
↓
あと味噌汁以外にも【梅昆布茶】なんかも、程よい塩気と酸味があってオススメですよ。
麺類
〆の麺類はラーメンだけじゃありませんよ、そば、うどん、夏なら素麺もオススメです。
これらもラーメンより罪悪感は少ないです(笑)
味噌汁にも言えますが、麺類の汁は基本的にダシが効いてます。
鰹節のような魚介系のダシの場合、その旨味成分として【イノシン酸】が豊富に含まれています。
そして、このイノシン酸はアルコールの分解を助けると言われています。
当然、ラーメンのスープもダシを取るのでイノシン酸は含まれていますが・・・
脂質が少ない、蕎麦/うどん/素麺の方が、〆には最適な麺類なのかもしれません。
ただ遅い時間まで空いているのは圧倒的にラーメン屋なんですよね。
まぁ素麺ぐらいなら、自宅に帰ってからサッと茹でて食べられるので良いかもしれません。
>>>そうめん市販品人気ランキング|のどごしツルっと美味しく食べられる♪
お茶漬け
ラーメンと双璧を成す〆の定番ですね。
個人的にはラーメンよりもオススメする〆です。
ラーメンほど塩分が高くなくて、脂質も少なくて、何より食べると落ち着きます。
ラーメンにも言えますが、お茶漬けも実に理に適った〆の料理なのです。
ご飯は糖分、ダシは水分と塩分を補います。
おまけに脂質は圧倒的に、お茶漬けの方が少ないです。
ラーメンは脂質と塩分が高過ぎるのが難点ですからね。
自宅で簡単に作れることも大いにメリットですよね!
まとめ
飲んだ後の〆と言えばラーメンが定番ですが、他にもたくさん〆の料理はあります。
ちなみに「今度飲みにいったら、違った〆料理を試してみよう」とお考えの人は、〆の料理は何にするかを先に考えて店も決めておきましょう。
酔っぱらってしまったら考えるのが面倒になって、結局お決まりのラーメン屋さんに行くことになってしまいますからね(笑)
飲んだ後の罪深きラーメンで業を重ねるよりも、たまには違ったものでシメてみてはいかがですか?