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チリワインって安いけどどうなの?コスパ良しの【秘密と特徴】とは

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チリワイン 特徴

 

ワインの本場であるヨーロッパのように、毎日の食事とワインをセットにとはいかなくても、日本でも日常的にワインを好む人は着実に増えています。

「特別な記念日にはいつもよりもちょっと高級なワインで乾杯!」という飲み方だって、もちろん楽しいです。

しかし普段飲みでも、安くておいしいワインを味わいたいものですよね。

 

そこで今回は、
チリワインって安いけどどうなの?コスパ良しの【秘密と特徴】とは
紹介しましょう。

 

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チリはワインにおける「新世界」

『ワインの新世界(ニューワールド)』という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

なんだか期待が持てる響きですが、ワインには『旧世界』『新世界』というキーワードあります。

 

ワインにおける旧世界とは、古くからワイン作りの歴史を築いてきたフランスやイタリアをはじめとするヨーロッパのことです。

 

そして新世界とは、ヨーロッパで築かれたワイン技術を元に、ぶどう畑を開拓していったアメリカやオーストラリア、そしてチリなどのことを指します。

アメリカで言えば主にカリフォルニアですね。

 

旧、新と言うと新しい方が発展しているイメージもある単語ですが、ワインにおいては新しく発展した新世界に対する対義語として旧世界と使われます。

旧世界は歴史や確かな技術、ブランド力を持ち合わせており、対する新世界は味や値段とコスパで対抗する傾向にあります。

 

チリワインが安い理由

チリワインの人気の理由の一つは、お手頃な価格で楽しめることです。

チリワインの安さの理由には以下のような理由があげられます。

  • 経済連携協定(EPA)
  • 人件費、土地代の安さ

2007年の日本とチリの経済連携協定(EPA)により、ワインの関税は2019年の関税撤廃まで段階的に引き下げられることになりました。

このため、チリワインはフランスなど他の国のワインよりも安く消費者の元に届きます。

スーパーや小売店での相場は500~1000円未満と低価格で購入できるものが多く、家庭で日常的にワインを楽しむことができるようになりました。

 

このことが追い風となり、スパークリングワインを除いたボトルワインで現在日本の輸入量のトップは【チリ産】のもの!

2015年にそれまで長くトップを誇ってきたフランスを抜くと、2016年、2017年上半期も首位をキープしています。

 

また、価格の安さの理由はチリワイン製造における人件費の安さにもあります。

さらに人件費に加え、土地代も安く、生産効率が高い広大な土地でのワイン作りが価格に反映されているのです。

 

ちなみに日本とEUのEPA交渉においても、ボトルワインの関税は2019年に撤廃される予定です。

これによりフランス産、イタリア産のワインも今よりは、かなり安くなる見通しです。

ワイン好きにとっては非常に嬉しいですね♪

 

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チリはフィロキセラの害を受けたことがない!

チリワインが現在まで発展したきた背景には「フィロキラセの害を受けたことがない国」ということがあげられます。

「フィロキラセ」とは、和名を「ブドウネアブラムシ」と言い、ぶどうの樹に寄生して樹を腐らせてしまう害虫のことです。

ワイン作りにおいてはまさに天敵といえる存在ですね。

 

一時は世界中に被害を与えたフィロキラセですが、チリはこのフィロキラセの被害を受けたことがない唯一のワイン生産国という大きな特徴をもっています。

 

被害を受けなかった地域はいくつかあるものの、国丸ごととしてはチリだけ!!

東にはアンデス山脈、北にアタカマ砂漠、南と西は太平洋と囲まれたチリの自然の壁がフィロキラセの侵入を防いだのです。

 

他の国では、フィロキセラの対策に接ぎ木した苗を使いますが、チリではぶどうは自根で成長することができます。

19世紀にはフィロキラセの害を受けたフランスの醸造家達が害を受けていないチリに移住し、チリのワイン作りに大きな進歩を与えました。

そのため、チリワインの品質は本場フランスの影響を大きく受けています。

 

ワインの酸化防止剤について知ってる?

 

味はどうなの?美味しさの秘密

「お手頃価格」というイメージがチリワインには定着しています。

しかしチリワインは安いだけでなく、ちゃんとその美味しさを裏付けする秘密がありますよ。

  • 本場フランスの技術を引き継いでいる
  • 害虫の心配がないためオーガニック栽培
  • 手摘み
  • 気候がワイン作りに合っている

先に紹介したように、チリのワイン作りは本場フランスの技術を引き継いでいます。

そして、害虫の被害を受けないため、ほぼ無農薬でぶどう作りを行うことができるのです。

また、チリは人件費が安いことから収穫は手摘みで行われていることも大きな特徴の一つ。

葉や枝も一緒に落とす機械での収穫はぶどうを傷付けてしまいますが、手摘みにすることにより品質が下がることを防ぎます。

さらにチリの少ない雨量や昼夜の寒暖差があるという気候がぶどう作りには好条件の環境となっています。

 

安い事ばかりが先行しがちなチリワインですが、以上のような特徴がそろうことで、安いだけでなく非常に品質の良いワインを作ることができるのです。

 

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まとめ

フランスやイタリアのワインに比べると歴史や名度がまだ浅いため、「安いチリワインは不味いのでは?」と味を心配する人もいるかもしれません。

個人の趣向も大きく影響する所ですが、チリワインの評判については「不味い」というよりは「この値段と味なら満足できる」とコスパ面で大きな強みを見せていますよ。

 

とは言え、好条件の気候や栽培について品質も保証されているチリワイン。

価格の相場は1000円未満とお手頃なこともあり、食卓を飾るワインとしては初心者にもおすすめです。

中でも「アルパカ」「コノスル」は飲みやすく低価格と、まさにチリワインの特徴を得た商品なのでおすすめですよ。

コノスルはアルパカ同様に種類が多いですが、カベルネ・ソーヴィニヨン・レゼルバは漫画「神の雫」にも登場しています。

手軽であっても美味しいチリワインを楽しんでくださいね。

 

 

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