「可愛い!抱っこさせて!」
親戚の集まりなどに赤ちゃんがいると、恒例ですね。
自分も抱っこしたいなぁと思って気づく、酒臭い息・・・
困りましたね。
直接アルコールを飲んでいるわけではないですが、やはりその影響は心配なもの。
酒臭い酔っぱらいが、赤ちゃんを抱っこして大丈夫なのでしょうか?
結論から言うと・・・
酔っぱらいが赤ちゃんに与える悪影響は、たくさん!
今回は、一体どのようなことが良くないのかを解説します。
ということで、
赤ちゃんに酔っぱらいが与える悪影響|酒臭い息は大丈夫?
をお送りします。
この記事で、大切な赤ちゃんを守ることができたら嬉しいです。
酔っぱらいの息で、赤ちゃんは酔わないの?
たとえ赤ちゃんでも「アルコールを含んだ呼気を吸っただけで酔うことはない」と言われています。
タバコの受動喫煙とは、ちょっと違うんですね。
では、なぜ酔っぱらいは赤ちゃんに悪影響を与えてしまうのでしょう。
次で、説明していきます。
赤ちゃんに酔っぱらいが与える3つの悪影響
赤ちゃんと酔っぱらいの関連性について調べていくと、主に3つの悪影響が見つかりました。
身近に赤ちゃんがいる酒好きは、しっかり読みこんでおきましょう!
酒臭い息はつらい・・・赤ちゃんの嗅覚は敏感!
赤ちゃんは生まれた時点で、成人と同じくらいの鋭い嗅覚を持つと言われています。
生後5ヶ月くらいまでは、人の顔の判別などが難しいため、臭いや気配で周囲の人を判断します。
そんな赤ちゃんにとって、アルコールのような刺激臭は非常に辛いもの。
関連性は定かではありませんが、酔っぱらいに抱かれた赤ちゃんが、その日の夜泣きがヒドくなってしまったという体験談も・・・
酒臭い息で酔うことはなくても、その臭いは非常に有害です。
たまに、赤ちゃんにハァーッと酒臭い息を吹きかけ反応を楽しむ酷い人もいますが、そんな事はもってのほか!
抱っこ状態での転倒や、踏んで怪我をさせてしまうかも
本人は大丈夫と言っていても、赤ちゃんを落としてしまったり、バランスを崩して転倒する可能性があります。
特に赤ちゃんの動きは予測しにくく、酔っていると咄嗟の動きに対応できないかもしれません。
また、酔っぱらいの側で赤ちゃんを寝かせると、踏まれて重篤なケガをする場合もあります。
赤ちゃんを寝かせる場所にも注意しましょう。
泥酔状態だと、想定外の行動をされてしまうかも
ほろ酔いくらいならまだしも、泥酔状態の人に赤ちゃんを託すのは危険です。
物事の判断がつかなく、全く想定外のことをされてしまう可能性もあります。
普段はしっかりしているから大丈夫・・・と油断は禁物。
泥酔している人には、近づかないのが賢明でしょう。
酔っぱらいと赤ちゃんの良い付き合い方
ここまで、酔っぱらいが与える赤ちゃんへの悪影響について説明してきましたが・・・
盆や正月など親戚の集まりで、酔っぱらいとの接触が避けられない場合もありますよね。
逆に、赤ちゃんがいる場で酒を飲むという方もいると思います。
その場合、私たちはどうすれば赤ちゃんを守ることができるのか・・・考えていきます。
自分が酔った状態で赤ちゃんと触れ合う時
一番良いのはもちろん、赤ちゃんに近づかないことです。
しかし、それが難しかったり、可愛い赤ちゃんはやはり触りたくなってしまうもの・・・
どうしても触れ合いたい、抱っこしたい場合は、
- 赤ちゃんの親に、抱っこの許可を得る
- 必ず床に座って抱っこする
- 赤ちゃんに直接息がかからないように注意する
- 泣いたり、嫌な顔をしたら抱っこをやめる
という点に注意して、赤ちゃんと触れ合いましょう。
たまにしか会えない親戚の子どもは、やはり可愛いですからね。
酔った状態で勝手に触ると、いつの間にか親戚関係に亀裂が入るかもしれないので注意しましょう。
自分の子どもが抱っこされる時
酔っぱらってる人も悪気はないと思うと、頭ごなしに「触らないで!」とは言いにくいもの・・・
特に、義実家関連の集まりだと言いたいことも中々言えないですよね。
どうしたら良いか、いくつか考えてみました。
義実家の場合は、パートナーに相談しておく
自分の実家と違い、義実家だと言えないことは多いはず。
相手の両親に「お酒臭いから、抱っこはやめて!」なんて口が裂けても言えません・・・
そんな時は、パートナーに事前に不安を話して、いざという時に注意してもらいましょう。
「うんちしたかも!」と違う部屋に逃げる
これは、演技力が試される方法ですが・・・笑
赤ちゃんのお尻をクンクン嗅いで、「うんちしたかも!」と別の部屋に逃げ込む作戦です。
オムツを替えるふりをして、やり過ごしましょう。
別に、うんちをしていないことがバレても「勘違いだった!」で済ませれば良いのです。
お酒の席に、赤ちゃんを連れて行かない
これは最終手段ですが・・・
どんなにこちらが気をつけても、対策をとっても、手強い人というのはいるものです。
その集まりには「子どもの体調が悪い」などの理由をつけて、初めから参加しないことが最も安全でしょう。
おわりに
「ちょっと神経質かな・・・?」と思っても、何かあってからでは遅いです。
大切な命は、私たち大人がしっかり守っていきましょう。
お酒を飲む場は楽しいもの。
その楽しい気持ちは、赤ちゃんも同じになるといいですね。