缶ビールや缶チューハイを開ける時の「カシュッ」という缶と炭酸の響き。
お酒好きにとっては、音と共にお酒の香りがしてくる至福の時間ですよね。
ですが、想像してみてください。
電車の中に持ち込みした缶ビールや缶チューハイを、中年のおっさんが目の前で開けて飲みだしたら・・・?
「カシュッ」という音と共におっさんに向けられる視線。
周りに漂うお酒の臭い。
あなたはどう感じますか?
電車内には勤務中のサラリーマンがいたり、小さいお子さんを抱いた女性がいたりする場合もあるでしょう。
「スメルハラスメント(臭いの嫌がらせ)」なんて言葉もあり、お酒の臭いだって例外ではないですよね。
- 「電車でお酒を飲むなんてありえない!マナー違反だ!!」
- 「わざわざ電車でまで飲んで・・・アル中なの?」
- 「いやいや、お酒くらい飲ませてあげたらいいじゃん・・・。」
などなど、反対派・容認派それぞれいると思います。
双方の意見を踏まえつつ、実際の問題としてどうなのかをご紹介していきますね。
電車にお酒を持ち込んで飲む人の実態
インターネット上でも話題になっている電車内での飲酒。
実際に飲んでいる人の声が上がっています。
わいなんて50半ばだが仕事帰り電車ビールはやめられない
というか電車で飲む一本が最高に美味く感じる
出典:5ちゃんねる
文面をみると男性っぽい雰囲気。
そして50半ばという、まさに中年のおっさんに該当していますね。
最高に美味く感じるとまで言わしめる電車内での飲酒。
そういう人もいるんだ・・・と、驚きを隠せません。
たまに我慢できなくてやっちゃいます
ごめんなさい
からあげクンの匂いもさせてごめんなさい
出典:みそ速報
おつまみもセットでしっかりお酒を楽しんでいるようですね!
電車だからこそ楽しめる、なんて心理もあるのでしょうか・・・。
それにしても、電車内で飲む人は結構いるんですね。
電車内飲酒反対派の意見|臭いや汚れが迷惑!
電車内で飲酒されることで気になる点として、
- お酒の臭い
- こぼされるんじゃないかという不安
- 絡まれたり騒がれたりすると迷惑
などが挙げられます。
実際に嫌な経験をして、電車内での飲酒に対して反対する意見が多くあります。
こないだ飲んでる途中の缶チューハイ落としてる奴いて本当に底辺を見た気分になったわ
出典:みそ速報
隣でビール飲んで酒の臭い撒き散らしながらつまみくちゃくちゃ食べるのホンマ止めろや
お前やぞ京急の茶色ヨレヨレシャツ着たハゲ老いぼれジジイ(原文ママ)
出典:みそ速報 http://misosoku.com/archives/15815041.html
実際にこうした経験があると、電車内でお酒を飲んでる人を見ると嫌な気分になっちゃいますよね・・・。
「底辺」なんてスラングで揶揄されています。
それに、いくら周りが気をつけていても相手は飲酒している人。
もしも電車の乗降時にぶつかってこられて服にお酒をこぼされでもしたら黙ってはいられませんよね。
電車内飲酒容認派の意見|迷惑さえかけなければいいのでは
「酒を飲もうが飲むまいが静かであればいい」
出典:キャリコネニュース
ボックス席で飲んでる人たち見ると楽しそうでええなあと思うわ
出典:みそ速報
周囲に迷惑をかけなければ飲んでもいいんじゃないか、という意見。
静かに楽しんでいる様子をみてうらやましいと思う場面もあったり。
実際に駅のホームなどでお酒は販売されているので、飲酒すること自体は悪いことではないと認識している人も少なくありません。
電車内飲酒自体が問題なのではなくモラル・マナーを守ること
ここまでそれぞれの意見をご紹介してきましたが、電車内での飲酒が規制されているわけではないので、飲酒すること自体が問題ではないですよね。
問題なのは、周囲の迷惑を考えずにモラルもマナーもなく飲んでいること。
人ごみが凄い在来線は勘弁してほしいけど、
新幹線みたいな全席座席みたいなら別に飲むぐらいはいいと思うやめて欲しいのは飲酒の勢いでウェーイってバカ騒ぎする奴(原文ママ)
出典:みそ速報
飲酒するにしても、次のような気遣いは必要なのではないでしょうか。
- 混みあう電車の中での飲酒は避ける
- 飲みながら騒がない
- 座席に座って余裕があるときだけ飲む
- 臭いのきつい種類のお酒やおつまみは避ける
などなど・・・。
特にお酒は臭いが出ます。
「スメルハラスメント(臭いの嫌がらせ)」なんて言葉もあり、お酒が得意じゃない人にとってはそれだけで具合が悪くなってしまう人も。
自分さえよければいい、ではなく、相手のことも考えて行動していきたいですね。
おわりに
ここまで電車内での飲酒の実態について紹介してきましたが、そもそも電車内での飲酒に規制はありません。
その分、個人の裁量によるモラルやマナーが重視されます。
マナーを守って、周囲の迷惑にならないようにしていきたいものですね。