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日本酒の身体に良い部分と悪い部分まとめ|栄養価が高く美肌効果がうれしいお酒

日本酒 身体に 良い 悪い

 

クイっと飲む日本酒、美味しいですよね。

キリっと冷やしても良し、冬は熱燗にするも良し。

飲み方も様々あって楽しめますよね。

そんな日本酒ですが、

  • 日本酒は体に良いよ!
  • いやいや、日本酒は蒸留酒に比べて悪い酒だ

なんて、賛否両論を聞いたことはありませんか?

色々な見方によって意見が分かれていますが、実は適量飲めば身体に良い効果をもたらしてくれる良いお酒なんです。

特に、女性にうれしい美肌効果もあるんですよ!

ということで、今回は日本酒が身体にどのような影響を与えるのかを紹介していきますね。

 

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日本酒が身体に与える良い効果

日本酒はお酒の中でも、特に良い効果が多いお酒なんです。

その主な効果は次の4つ。

  1. 栄養価が高く生活習慣病の予防に
  2. 美肌効果が期待できる
  3. 適量を飲むことで死亡率が下がる「Jカーブ効果」
  4. リラックス・ストレス軽減効果

 

1.栄養価が高く生活習慣病の予防に

日本酒には多くの栄養成分が含まれています。

代表的な栄養素として、

  1. ビタミン
  2. ミネラル
  3. アミノ酸

などがあります。

その中でも特にアミノ酸が豊富に含まれており、あらゆるアルコール飲料の中でも最も多く含まれていると言われています。

身体の中では作ることのできない必須アミノ酸も多く含まれているので、日本酒で摂取できるのはうれしいですよね。

アミノ酸にはがんや動脈硬化、心筋梗塞などの生活習慣病の予防にも効果があるそうで、日本酒好きの方には朗報です。

だからといって飲み過ぎは禁物ですけどね!

2.美肌効果も期待できる

シミの原因となるメラニン。

日本酒にはメラニンの生成を抑制する「コウジ酸」が豊富に含まれています。

米麹に含まれるコウジ酸は、細胞の老化を防ぎ、活性化する作用を持つ物質として注目を集めています。実際に化粧品、育毛剤などに使われるようになっています。コウジ酸は、シミやほくろの原因になるメラニン色素の生成を抑える働きがあるため、美白効果が期待できます。しかも保湿効果もあるため肌はしっとり。
出典:分福酒造株式会社ホームページ

また、上でも紹介した「アミノ酸」は、角質層の潤いを保ってくれる役割があります。

アミノ酸の種類であるプロリンやアルギニンはコラーゲンの主原料となり、肌の調子を整えてくれます。

これらの効果が重なって、美肌効果が期待できますよ。

3.適量を飲むことで死亡率が下がる「Jカーブ効果」

アルコールは適量飲むことで健康に良いとされていて、お酒を全く飲まない人・お酒を飲みすぎる人よりも、死亡率が低いということがわかっています。

そのグラフがローマ字のJの形をしていることから、「Jカーブ効果」と呼ばれています、

(出典:公益社団法人アルコール健康医学協会ホームページ

「じゃあ適量はどのくらい?」という疑問が出てきますよね。

個人差もありますが、アルコール量はおよそ20gが適量とされています。

(出典:厚生労働省ホームページ

日本酒におけるアルコール量20gがどの程度かと言えば、

日本酒(15%)の場合・・・約167mlとなっています。

日本酒1合が180mlなので、それだけで20gを超えてしまいます。

飲み過ぎには注意してくださいね。

4.リラックス・ストレス軽減効果

日本酒には「アデノシン」という成分が含まれています。

ストレスを感じると血管が収縮してしまうのですが、アデノシンは血管を拡張させる効果があるため、血行が良くなってリラックス効果があるんです。

血行が良くなれば、冷え性や肩こりにも効果的ですね。

 

また、アルコールにはストレス軽減効果があります。

アルコールは理性を司る大脳新皮質の働きをにぶくさせる効果があり、その分本能的な脳の動きが活発になります。

そのため精神的に活発になり、結果としてストレス軽減につながるのです。

お酒を飲んでいると声が大きくなる人がいたり、普段あまり喋らないような人がべらべらとしゃべるようになる・・・なんて経験はありませんか?

そうなる理由が、アルコールの持つ効果によるものなんです。

 

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日本酒の飲み過ぎで身体に与える悪い効果

適度に飲めば良い効果があるのですが、飲み過ぎてしまうと身体に悪いことも。

その悪い効果は主に次の3つ。

  1. 蒸留酒に比べて悪酔いしやすい
  2. 急性アルコール中毒
  3. アルコール依存症

1.蒸留酒に比べて悪酔いしやすい

悪酔いしてしまう原因であるアセトアルデヒドという成分について、過去の研究で「日本酒を飲んだ人」と「焼酎を飲んだ人」それぞれの呼気を調べた研究があります。

すると、日本酒を飲んだ人の方がアセトアルデヒドの呼気中濃度が高く出た、という調査結果に。

(出典:アルコール飲料摂取後の呼気に含まれる臭気成分の同定

 

つまり、同じ量のアルコールを摂ったとしても・・・

日本酒を多く飲んだ人の方がアセトアルデヒドが多く発生するために悪酔いしやすいのです。

これが「蒸留酒に比べて悪いお酒だ」と言われる理由かもしれませんね。

ですが、飲みすぎさえしなければ問題はありませんから、適量を守って飲んでください。

2.アルコール依存症

お酒の飲み過ぎによってアルコール依存症になるリスクがあります。

特に美味しい日本酒は「水のようだ」とよく言われ、それだけぐいぐい飲めてしまうんですよね。

気をつけないと、あっと言う間にたくさんの量の日本酒を飲んでしまうことも。

 

しかし、日本酒は15度前後と度数が高めのお酒。

一日のアルコール摂取量の適量とされる目安が約20gですから、1合程度が限度。

それなのに飲み足りなくなって「もう一杯」なんてどんどん飲み続けてしまうと・・・。

どうなるか、わかりますよね。

3.急性アルコール中毒

繰り返しになりますが、日本酒は15度前後のお酒。

栄養価が高いとはいえ、これだけのアルコール度数のお酒を一気に飲んでしまうと・・・。

体内のアルコール濃度が急激に上がってしまうことで、急性アルコール中毒を引き起こしてしまう可能性があります。

命をも落としかねない急性アルコール中毒。

自分のペースで、ゆっくり少しづつ飲むようにしましょう。

 

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おわりに

日本酒は非常に栄養価が高くて、美肌効果などの恩恵も受けられるお酒。

今まで日本酒を避けていた女性も、これを機に日本酒に挑戦してみてはいかがですか?

適量の日本酒を飲んで、生活習慣病を予防しつつ美肌を保っていきましょう。

 

ちなみに、どうしても日本酒が苦手な方には甘酒をおすすめします。

甘酒はノンアルコールで飲みやすいですし、「飲む点滴」と言われるほど栄養価の高い飲み物。

甘酒にもコウジ酸が含まれているので、こちらもおすすめですよ。

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