一度は飲んでみたい、憧れの高級日本酒。
価格が高いものだからこそ、絶対に失敗はしたくないですよね。
また、シーンによっても選ぶポイントは様々。
例えば、パーティーなどで大人数で飲む場合は、有名な銘柄で誰でも美味しく飲みやすいものを。
贈り物にする場合は、装丁の華やかさや、化粧箱の有無なども気にした方が良いでしょう。
中には「とにかく値段の高いもの!」というセレブな方もいますよね。
(羨ましい限り・・・!)
高級日本酒はたくさんありますが、中でも、
- プレゼントや華やかな席にぴったりな、豪華な装丁
- 味わい、飲みやすさで人気のある銘柄
- 知名度の高さ
というポイントで、どのシーンにもおすすめな高級日本酒をご紹介します。
何を買おうか決められない!という方はぜひ参考にして見てくださいね♪
第5位:梵 超吟|国賓に提供されるお酒
- メーカー価格:720ml/10,000円、720ml(漆箱入り)/12,000円
- アルコール度数:16度
- 精米歩合:20%(山田錦)
梵(ぼん)の最高峰に位置する、究極の純米大吟醸酒「梵 超吟」。
国賓の晩餐会や式典など、日本だけでなく国際イベントでも多く使われている、日本の酒文化を代表する銘酒です。
兵庫県特A産の山田錦を20%まで磨き、マイナス10℃以下で5年以上熟成させた逸品。
芳酵旨口で、しっかりとした重厚感のある味わいが人気です。
0〜10℃に冷やすと、すっきりと爽やかな飲み口を味わえますよ。
深い青の雫のような形のボトルには、黄金の一対の鳳凰が、その中央には人を表す玉が描かれています。
日本酒には珍しいコルクのキャップ、菊の紋様が刷り込まれた和紙の周りに飾られた、菊花結び。
豪華な装丁が、「どんな酒なのだろう」という期待感を高めてくれますね。
飲むだけでなく、目からも楽しませてくれる一本です。
第4位:八海山 金剛心|口コミ高評価がすごい!
- 参考価格:800ml/10,000円~
- アルコール度数:17度
- 精米歩合:35%(山田錦・五百万石他)
6月と11月の年に2回だけ蔵出しされる、八海山の限定品「金剛心」。
淡麗辛口の味わいで、日本酒ファンに人気が高い八海山が誇る、最高品質の純米大吟醸です。
最高品質の山田錦をギリギリまで磨き、マイナス3℃で約2年間低温熟成。
考えうる限りの手間と時間をかけ、まろやかで丸みのある味わいに仕上げています。
濃厚でとろりとした味わいなのに、飲み口はスッキリと爽やか!
口に含むと、誰もが「うまい!」と感じることでしょう。
外見も、まるで芸術品として鑑賞できるような美しさです。
ボトルは2種類あり、上記のブルーは夏季ボトル、下記のブラックは冬季ボトルです。
これはなんとも・・・コレクター心をくすぐってくれますね。
金剛心については過去に詳しく書いていますので、こちらからどうぞ♪
第3位:獺祭 磨き その先へ|謎の究極酒
- メーカー価格:720ml/32,400円
- アルコール度数:非公開
- 精米歩合:非公開(使用米・山田錦)
”酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒”を目指して酒造りを続ける「旭酒造」。
誰が飲んでも美味しい酒のために努力を続け、精米歩合23%まで磨き上げた最高の日本酒「獺祭 磨き 二割三分」を造り上げました。
それでも、旭酒造が目指したのは、二割三分を超えた更に「その先」。
二割三分を超えるものと謳っているにも関わらず、品質は二割三分の完成されたものではなく、踏まえた上で別のものとしています。
しかも、使っている酒米が「山田錦」ということ以外は、全て非公開!
この謎が多いという点も、話題と期待を誘いますよね。
実際に飲んだ人の口コミを見ると・・・
- 大吟醸通を唸らせる逸品
- 二割三分よりも少し落ち着いた、ハーブのような美しい香り
- 天然水のように、スルスルと飲める
- 香りは甘く、飲み口はスッキリと辛い
など言われています。
また旭酒造は、その先への魅力を最大限発揮するには、まず1〜2杯「二割三分」を楽むことを進めています。
予算に少し余裕がある方は、二割三分とのセットで飲み比べしてみてください。
そして、旭酒造は今後の方向として、”「磨き その先へ」を究極とせず、更なる挑戦を続けていきます。”と語っています。
これは・・・さらに新しい獺祭が生まれる布石なのか・・・?
「獺祭 磨き その先へ」についてもっと詳しく
第2位:黒龍 石田屋 純米大吟醸|プレミア酒
- メーカー価格:720ml/10,000円
- アルコール度数:15度
- 精米歩合:35%(山田錦)
大吟醸酒の先駆け「黒龍酒造」の最高級銘柄とされる「石田屋」。
皇太子やセレブに愛飲され、日本酒ファンからも根強い人気を得ています。
ネットでは、プレミア価格で取引されていることが多く、非常に希少で入手困難な酒です。
3年以上の低温熟成期間を経て、熟成された純米大吟醸が醸し出すまろやかさと、ふくよかな旨み。
綺麗な味わいの中には、奥ゆかしくもフルーティーな香りを感じられます。
和紙に描かれた、細身ながらも風格を感じる筆文字が、高級感を演出してくれますね。
海外への贈り物としても、喜ばれることでしょう。
第1位:十四代|幻の酒と言えば
幻の酒と言われる日本酒、「十四代」。
日本酒を飲むならば、誰もが知るであろう、山形が誇る超有名プレミア日本酒です。
正直なところ、このランキングに入れようか迷いました・・・
というのも、定価で手に入れるのが非常に困難だからです。
しかし、高級日本酒ランキングとしては、やはり外せませんでした!
中でも、私のおすすめは「十四代 本丸 秘伝玉返し」です。
- 参考価格:720ml/30,000円〜前後
- アルコール度数:15度
- 精米歩合:55%(五百万石)
本醸造酒でありながらも、その味わいは吟醸酒そのもの。
マスカットのようにフルーティーな飲み口で、華やかに立ち上がる香りと、甘味と辛味のバランスは最高。
雑味がなく、水のように飲みやすくてスイスイと進みます。
プレミア価格がついていても、また飲みたくなってしまう魅惑の日本酒です。
実際に飲んだ感想レビューは、こちらからどうぞ♪
ちなみに、十四代の中でも更に最高級のものがこちら・・・
- 参考価格:720ml/360,000円前後〜
- アルコール度数:16度
- 精米歩合:35%(山田錦)
桁は間違えてないですよ?(笑)
現時点のプレミア価格なので、今後の状況により変動する可能性は大いにあると思います。
それにしても、庶民にはあまりにも手が届かない・・・
いつか、こんな高級日本酒をポンっと買えるようになりたいものです。
まとめ
贈り物やお祝いの席、または普段の晩酌で美味い酒を楽しむ。
高級日本酒はきっと、あなたの生活に値段以上の価値を与えてくれることでしょう。
せっかく高級な日本酒を飲むなら、グラスにもこだわりましょう!
美味い酒を、さらに良い気分でも飲めますよ♪
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