幕末の志士、小松帯刀(こまつたてわき)。
一度、彼の名前にあやかった本格焼酎を試してみてください。
西郷隆盛も、坂本龍馬もビックリ!!の薫りとキレ。
季節ごとに様々な飲み方ができるのも本格焼酎の魅力!まさにお勧めの逸品です。
「芋焼酎は臭いから苦手・・・」という方、実は、その濃厚な薫りの中に、芋焼酎のだいご味がつまっているのです。
やがて・・・いやすぐに!!!
その深い薫りが癖になること請け合いです♪
本格焼酎「小松帯刀」の基本情報まとめ
概要
- 名称:幻の宰相 小松帯刀
- 原材料:さつまいも(黄金千貫芋100パーセント使用)
- 使用酵母:黒麹
- 甕ヶ丘の天然水使用
- アルコール度数:25パーセント
- 製造元:吹上焼酎株式会社
焼酎「小松帯刀」の特徴!・・・の前にまず彼のことを
数年前、NHKの大河ドラマ「篤姫」で一躍有名になった小松帯刀。
焼酎のラベルには、力強い「小松帯刀」の筆文字とともに、正面を見据えた本人の凛々しい肖像画。
なかなかイイ男です。
彼は幕末、幅広く活躍した人物で、36歳という若さで亡くなっています。
もう少し長生きしたら、日本の歴史も変わっていただろうといわれている人物です。
親友の坂本龍馬が考えた明治新政府の人事でも、一番目に彼の名前が挙がっていたようです。
幕末ファンの間では、小松を知らないようじゃ、天誅が下されるとの噂も!?
本格焼酎 小松帯刀の魅力
さて、いよいよ本題の焼酎 小松帯刀の話です。
ラベルの文字と同様に力強い辛さ、と彼の表情や涼しげな瞳のようにすっきりした後味。
ラベルを眺めながら飲むのも乙な趣向かもしれません。
芋焼酎の本場鹿児島では、焼酎(酒)を嗜むことを方言で「だれやめ」といいます。
- 「だれ」は「疲れ」の意味。
- 「やめ」は、「止める」のこと。
つまり焼酎を飲んで「疲れをとる、癒す」。
まさに小松帯刀は、じっくりと味わえる「だれやめ」にぴったりの本格焼酎です。
焼酎にもワインのソムリエみたいに、「焼酎アドバイザー」、「焼酎ソムリエ」、「焼酎唎酒師」など、飲み手の好みや要望、楽しみ方を提供するプロフェッショナルの資格があるのですが、そんな彼らも納得の本格焼酎です。
力強さの中に、上品な味わいと独特の風味があり、地元鹿児島の芋焼酎好きの中でも、これしか飲まない人も多いんです!
小松帯刀の価格
- 1800ml:1600円~1800円前後
- 900ml:1000円前後
一般的な焼酎と同じ価格帯です。
本格焼酎の中には、プレミアがついて結構な高価で販売されている商品もありますが、このグレードで、この価格は本当にうれしいですね。
小松帯刀おすすめの飲み方
お湯割り
焼酎6にお湯4の割合がよいとされています。
先に70度前後のお湯を注ぎそこに焼酎を加えると、湯気とともに薫りが立ち上がります。
やはり芋焼酎のだいご味はこの香ばしい薫りです。
特に小松帯刀は、焼き芋のような懐かしい匂いが特徴です。
焼酎愛好家の間では、夏場でもこの飲み方が主流です。
ちなみに鹿児島では、居酒屋などで、OLや女子大学生が普通に焼酎の一升瓶をキープし、お湯割りなどで楽しんでいます。
水割り
お湯割りと同じく6対4の割合です。
水割りにすると、普通、焼酎独特の香りが薄らぐのですが、本品の場合、お湯割りとまた違った焦げた香りと甘さが引き立ちます。
『前割り』といって、あらかじめ焼酎と水を割って数日間、冷蔵庫で寝かせると焼酎の口当たりがまろやかになり、さらに美味しく頂くことが可能です。
ロック
苦みを含んだコクのある味わいを楽しめます。もし辛いと思ったら、少しづつ氷に水を注ぐようにして、自分に合った加減を調整してください。
本品のキレを一番感じるのはこの飲み方だと思います。
この方法にハマると、夏場に限らず、寒い時期でも、「小松帯刀のロック」から抜け出すのは一苦労です(笑)
ストレート
独特の苦みと、辛さが文字通り「ストレート」に伝わります。
お湯割りほど、香りにふくらみはありませんが、まずストレートで焼酎本来の苦み、渋みを経験し、氷を入れてロックのキレを嗜み、水を加えて水割りの滑らかさを味わう。
このように、少しづつ変化する「お芋さんの表情」を堪能できるのも芋焼酎の特徴です。
まとめ
小松帯刀のような力強い本格焼酎だからこそ「飲み方」で紹介したざまざまな味わい方が可能になるのです。
加えて、どのような料理にも合うのが焼酎の良さでもあります。
たまには幕末が舞台の小説を読みながら、小松帯刀を嗜む、なかなかいいと思いませんか?
あなたも小松帯刀、一献いかがですか?