夫の失言で、ものすごくイライラした時、義実家との関係がうまくいかなくてモヤモヤした時とか。
「なにはなくとも飲みたい時」ってあったりしますよね。
家族に隠れてこっそりとお酒を飲む、そんなことが毎日続くと・・・
気になり始めるのがアルコール依存症という言葉です。
そして、それが主婦の場合・・・
キッチンドランカーの状態になってしまっているのかもしれません。
(キッチンドリンカーとも言いますが、同じ言葉です)
キッチンドランカーというのは、どういった意味を指すのでしょうか。
まとめてみました。
ということで、
キッチンドランカーの意味とは|毎日お酒を飲む主婦は要注意!
をお送りします。
アルコール依存症ってどんな病気なの?
アルコール依存症というのは、『自分自身でお酒の飲み方がコントロールできなくなった状態』のことをいいます。
飲むのはよくない、そんな風に考えているのに、意に反して飲んでしまう。
もともとは単なる酒好き程度だったけど、気付けば飲酒がまるで習慣のようになってしまっている。
そのような状態のことをアルコール依存症というのです。
よく薬物依存症、とか、ギャンブル依存症なんて言葉がありますね。
それと同じようにアルコールは依存性が高いのです。
飲む回数、量が増えれば増えるほど耐性がついてしまい、飲酒量が増えてしまいます。
アルコール依存症は意思の弱さだけで起こるものではありません。
あくまでも、依存症は病気なのです。
キッチンドランカーとは その意味
アルコール依存症は男性に多い病気です。
しかし、女性でも…ならないわけではありません。
女性の体格は男性より小さいもの。
身体が小さい分、アルコールの作用が強くなりやすい傾向にあります。
その上、女性ホルモンは肝臓でのアルコールの分解を阻害する働きがあります。
だからこそ、女性は男性以上にアルコール依存症を発症しやすいのです。
キッチンドランカーという言葉は、もともと主婦が料理中に食用酒を味見しているうちに、その行為がとめられなくなってしまったという話が由来です。
現在では意味が転じて、以下のような意味合いを持つ言葉になりました。
- 料理や家事をしながら飲んでしまう主婦
- 単純にアルコール依存症の主婦
「いつでも私はやめられる」そんな風に過信してしまっていませんか?
もしかして私もキッチンドランカーかも、そんな風に感じた時、まずは身近な人に相談してみましょう。
病院へ行ってみるのもひとつの手です。
恥ずかしい、と思わずに勇気を出して受診を。
妻が毎日お酒を飲んでいる。夫としてどうしたら…?
家に帰ると奥さんからふっと漂うお酒の匂い。毎日飲んでいる、そんな風に感じた時、夫としてどういう対処をしたらよいのでしょうか。
実はキッチンドランカーの原因は、「心」にあります。
なんらかの悩みを感じているから飲んでしまうんですね。
お酒に依存してしまうんです。
頻繁にお酒を飲んでいる、という事実を責めるのではなく、まずは話を聞いてあげるようにしましょう。
叱ったり責めたりするのは逆効果です。
なぜなら、飲んでいる本人こそが、毎日お酒を飲んでいるという事実に罪悪感を感じているんです。
病気の悪化を防ぐためにもやみくもに怒るのはやめましょう。
奥さんの心のストレスを減らしてあげること、それがキッチンドランカーの症状の軽減につながるんです。
それでも改善が見られない場合は、一緒に医療機関を受診してあげてください。
間違っても、ひとりで行けよ、なんて突き放してはいけません。
そういう孤独が…
アルコールに対しての依存を高めてしまっているのです。
まとめ
「まさか自分が」
最初は誰でもそう思うでしょう。
お酒は適量であれば、薬になることもありますが、適量を超えたら明らかに毒となります。
飲まずにはいられない、なんて…飲酒が日課になってしまっていませんか?
もしかして、と感じたら、早めに対策を。