ホッピー。
名前くらいは知っている方も多いでしょうか。
しかし、いざ実際に居酒屋で注文しようとすると・・・?
「中?外?白?黒?」
どこか二郎系ラーメンを食べに行くかのような、専門的ルールがあって敷居が高く感じてしまいますよね。
でも、そんなつまらない理由でホッピーを味わえないなんてもったいない!
ホッピーはどんな料理も邪魔しない、昔から酒飲みに愛される非常に楽しいお酒なんです♪
ホッピーとは
さらっとまとめると・・・
ホッピーとは『焼酎割り専用のビアテイスト飲料』ということになります。
もちろん、ホッピー単体で飲んでも美味しく飲めるのですが、焼酎を割って飲むスタイルが一般的になります。
ホッピーの度数
ごめんなさい、この記事を書くまで・・・
ホッピーはノンアルコール飲料だと思っていました(汗)
実は・・・
0.8%程度と、微量ながらアルコールが含まれているのですね。
まぁ、飲み会で焼酎を入れずにホッピーだけを飲む、という方もいないとは思いますが・・・
ノンアルコール飲料的な飲み方は出来ないので注意が必要ですね。
>>>ノンアルコール飲料で飲酒運転はウソ・ホント?【意外な落とし穴】が・・・?
ホッピーの種類
ホッピーには・・・
- ホッピー白
- ホッピー黒
の2種類が存在しています。
ホッピー白と黒の違い
これらの違いは・・・・
単純に『ビールと黒ビールの味の違いと同じ』ですね。
ビールの代替品として産まれたホッピーですので、『黒ビールのテイストも目指した』ということです。
白の方がスッキリとしていて、黒の方がコクがある感じです。
普段飲むビールが、どちらの方が好きかで選べば良いのではないでしょうか。
ホッピーの頼み方
さて本題です・・・!!
細心の注意が必要な・・・!!
ホッピーの注文方法について解説していきましょう・・・!!!
ホッピーの頼み方のポイントはコレだけ(笑)
- セットなのか
- 白か黒か
順に見ていきましょう。
ホッピーセットとは
飲み屋さんでホッピーを頼む際、まずはホッピーをセットで頼みましょう。
「ホッピーセット、白(もしくは黒)で!」と高らかに宣言すればOKです。
ここで・・・
「ホッピーで!」としてしまうと洗礼を受けます。
「セットですか?中?外?白?黒?」
「え!?(な・何を言っているんだ・・・!?)」
と、こうなってしまう訳です。
ここで言う、セットの内訳がホッピーの中と外のこと。
最初にホッピーを楽しむ為には、両方がなくてはなりません。
この中と外とは・・・
- 中:焼酎&氷&グラス
- 外:ホッピー本体
という内訳になります。
ホッピーは焼酎ロックをホッピーで割って飲むスタイルが一般的です。
ですが、ジョッキ一回でホッピー1ビンを使い切ることはあり得ません。
そのため、自分の程良い割り具合を楽しんでいくと・・・
中だけが無くなってしまったり、外だけが無くなってしまったりします。
この時の注文方法が、『中と外』ということなのです。
小さいお店なら把握できるかもしれませんが・・・
店員さんにしてみれば、テーブルに空きジョッキがあった場合、お客さんの注文状況が分かりません。
ですから、
- セットなのか
- 中なのか
- 外なのか
これを確認する必要があるという訳です。
ホッピーの飲み方
ホッピーの基本スタイルは『ジョッキに入った焼酎ロックへホッピーを注ぎ込んだものを楽しむ』というもの。
至極シンプルな話です。
あとは、自分の好みで割具合を調節して楽しめば良い、ということですね。
おすすめの楽しみ方
これは極々個人的な楽しみ方だとは思うのですが・・・・
『焼酎ロックへホッピーを勢いよく注ぎ込み、マドラーを使わずにそのまま飲むッッ!!』という方法。
これね、むかーし、仕事の先輩に教わったんですよ、酒呑みの楽しみ方だっつってね。
これが忘れらないんです。
かき混ぜないスタイルのホッピーは度数が均一ではなく、飲み進めるにつれ度数が濃くなる仕様。
この味の変化が奥深いんです。
上でも書きましたが、ホッピーは単体でも美味しく飲める飲料です。
優しい度数でグイグイ飲めているなぁ、と思うと、段々と度数が濃いゾーンに突入し・・・
そして気付かないうちに酔うw
カクテルだー、フレーバーだー、シャリキンだー、などとホッピーのスタイルはオシャレに進化を見せていますが、私はこのクラシックスタイルこそ、ホッピーを最大限に楽しむ飲み方だと思っております。
ホッピーに合う料理
刺身なら日本酒。
肉なら赤ワイン。
中華なら紹興酒。
『料理とお酒の相性』ってありますよね。
では、ホッピーに合う料理はなんなのかと言えば・・・
ズバリ『何にでも合う!!!!』が答えです(笑)
ホッピーは料理の邪魔をしません。
ビールより軽く、焼酎より優しい香り。
『食中酒としては一番幅広いジャンルに対応可能』なのではないでしょうか。
まぁ・・・フランス料理やイタリアンのお店でホッピーなんか置いている訳ありませんけどねw
そう考えると、やっぱりホッピーが一番輝ける場所は安居酒屋。
もつ煮や串カツなどの『酒に合う定番のつまみ』が、相性としては一番最高なのかもしれません(笑)
・・・もっとホッピーが普及しても良いのかもしれない。
まとめ
ホッピーは、1948年から存在する非常にクラシックなジャパニーズスタイルのお酒です。
まだ飲んだことのない方は、居酒屋で見かけたら是非チャレンジしてみてください♪
追記:ホッピーが関東ローカルだった件
マジで知らなかったんですが・・・
ホッピーって全国区じゃなかったんですね。。。
ちなみに、ホッピーって実は『関東ローカル』なので関西や九州ではほとんど居酒屋に置いてないんですよ😄認知度も低くてびっくりです😵
関東以外で、ホッピー飲むなら宅飲みor和民の二択って感じです(笑)
とか言いつつ、私は1回も宅飲みしたことないと答えましたが(笑)
— おさむ (@osamu_fp) 2018年2月5日
知らなかった・・・