暑い夏には炭酸でスカッと一杯!と、いきたいですよね。
そんな時にピッタリなのが、ハイボール!
飲みやすいのに本格的なウイスキーの味わいが楽しめます。
でも、ハイボールっていつごろ、どんなきっかけで誕生したのでしょう。
その歴史や由来について見ていきましょう。
というわけで、
ハイボールとは|歴史と由来には諸説あり・・・?
をお送りします。
ハイボールとは|その歴史や由来
みなさまご存知ハイボール。
ウィスキーを炭酸で割ったスカッと爽快なお酒ですね。
この私たちが飲んでいるハイボールの誕生には諸説あります。
代表的な由来の2つはコチラ。
- 開拓時代アメリカ発祥説
- イギリスのゴルフ場発祥説
順に見ていきましょう。
開拓時代アメリカ発祥説
1つは、開拓時代のアメリカでバーボンをソーダ水で割った飲み物がはじまりという説。
アメリカ南部の鉄道にあった「ボール信号機」
長い棒にボールをつけていました。
引用:Wikipedia
ボールが上がっていれば「進め」、下がっていれば「止まれ」です。
ある日、駅員は次の列車が来るまでバーボンウイスキーを飲みながら待っていました。
ふと気づいたらボールが上がった(ボールが”high”=ハイになった)ので、あわててソーダ水で薄めて一気飲みして列車を迎えにいったという話です。
現代的な観点から言うと・・・
「駅員が仕事中にバーボン煽ってるんじゃないよ!」と言いたくなってしまいますね(笑)
イギリスのゴルフ場発祥説
もう1つは、イギリスのゴルフ場の説。
ホールを回りながらウイスキーを飲んでいると、急に自分の打順がやってきました。
あわてた客がウィスキーにチェイサーを注いで飲み干したという説です。
駅員と違って、ゴルフ場での飲酒は現代もありますね!
泥酔で試合放棄なうw
ほぼ全員この状態ww(๑╹ω╹๑ ) pic.twitter.com/I3JrqP5sb2— ヨット@泥酔中 (@toyo_afi) 2018年5月20日
あまり褒められたものでもないですがw
脱水症状や熱中症の併発も怖いですからね・・・
どちらのエピソードも根底はお酒が好きな人が関わった話。
お酒を愛してやまない方が発祥というのはどちらも変わりませんね!
ハイボール日本での歴史
日本では昭和の時代、ハイボールは下町のバーで飲まれておりました。
安くて飲みやすく、和食にもよく合うハイボールは瞬く間に日本に浸透していったのです。
とはいえ、当時のハイボールのイメージは・・・
「下町のバー=おじさんの飲み物」というイメージ。
若者が飲むものではなかったのですね。
それを変えたのが、ウイスキーメーカーのPR活動。
名だたる有名女優さん方のCMをあなたも見たことがあるでしょう。
小雪さん、菅野美穂さん、井川遥さん・・・
これらはサントリー角のCMですが、ジムビームのCMではローラさんが有名ですよね。
現代では居酒屋で若い男女がハイボールを注文することは普通になりました。
焼酎ハイボールってナニ?
ところで、焼酎ハイボールというのもあります。
名前の通り焼酎が入っているであろうことは分かりますが・・・
それって「チューハイと何が違うの?」と思いますよね。
焼酎ハイボールとは焼酎のソーダ割のこと。
『ハイボールの割り方を参考に焼酎でもやってみた』というのが由来・・・だと推測します(笑)
ごめんなさい、ふわっとしてしまいますが、ハッキリとしたソースを確認することが出来ませんでした汗
しかし、焼酎ハイボールが誕生したのは昭和20年代ごろと言われております。
通常のハイボールは先にも書いた通りそれよりも古い海外製。
ハイボールが日本に伝来→焼酎でもやってみよう→焼酎ハイボール
この流れが自然ですね。
そして・・・
「チューハイとは何が違うの?」ってことですが・・・
ずばり!
同じものです(笑)
しょうちゅうハイボール→しょう“チューハイ”ボール→チューハイ
と、このような流れでチューハイという名称が誕生した訳です。
チューハイの源流はハイボールに由来するということになるのです。
面白いですね!
ちなみに宝酒造が出している焼酎ハイボールは最近コンビニでもよく目にします。
手軽に買えておいしいんですよね!
キャベツが寿命っぽかったので今日のお昼はお好み焼き(๑╹ω╹๑ ) pic.twitter.com/2QVPgAFH2g
— ヨット@泥酔中 (@toyo_afi) 2018年6月11日
ウィスキーのハイボールと同じく、色々な料理に合わせられるのが楽しいですね♪
まとめ
- 発祥はアメリカとイギリスの2説
- 元々はオッサンのお酒だった
- チューハイの元祖はハイボール
うーん、ハイボールって奥が深いお酒ですねぇ・・・!
私もハイボールが飲みたくなってきたぞ、と♪