泡盛というと・・・
「男性が飲むもの」とか、「アルコール度数が強くて…」と敬遠されがちなお酒の一種でした。
しかし、残波を造っている比嘉酒造は違います。
- フルーティで爽やかな味わいのもの
- 国際味覚優秀コンクールで4年連続受賞の世界が認めた泡盛
- 濃厚で芳醇な香りの「泡盛らしさ」が全面に出たもの
- ジュース感覚で飲めるスパークリング泡盛
と、バリエーション豊かで、初心者の方から舌の肥えたお酒好きの方まで魅了する泡盛が揃っています。
どうですか?
これらを見ただけでも、残波がどんな泡盛を販売しているか気になってきますよね?
今や沖縄のみならず、日本全国を見ても1・2を争っているブランド「残波」。
このページを読み終えた頃には、あなたに合う残波が見つかるかもしれませんよ。
ここからは、先に比嘉酒造のあれこれを紹介していきますので、ラインナップを先に見たい方は目次から飛んでくださいね。
というわけで、
残波12種類まとめ|泡盛にハマる銘柄が見つかる!
をお送りします。
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太平洋戦争終戦後に始まった比嘉酒造
はじめに「残波」を造っている比嘉酒造についてお伝えしていきます。
比嘉酒造の背景を知れば、残波の飲み方も変わってくるかもしれませんよ。
物資不足が産み出した比嘉酒造
比嘉酒造が出来たのは、太平洋戦争がきっかけ。
沖縄での物資不足の中、安く出回ったアルコール飲料に含まれていた「メチルアルコール」を飲んでしまい、失明する人が続出したそうです。
そんな状況を打破すべく、創業者の比嘉寅吉が「沖縄県民に良い泡盛を提供したい」との思いで比嘉酒造の泡盛造りが始まりました。
『安全でより美味しい泡盛を皆様にお届けしたい』という理念のもとで、現在も泡盛を作り続けているんだそうです。
女性や泡盛が苦手な方にも飲みやすい泡盛づくり
かつては「泡盛は男性が飲むお酒」というイメージが強かった時代がありました。
そんな中、比嘉酒造2代目の比嘉健は、
「女性や泡盛が苦手な方にも美味しく飲んでもらえる泡盛を作りたい」
そんな思いから試行錯誤を重ね、オリジナルの蒸留機を造り上げたそうです。
その蒸留機で造られたのが、「残波ホワイト」と「残波ブラック」。
強い信念のもとに造られた2種類の泡盛は、今では定番銘柄で全国的にも人気の泡盛となっています。
比嘉酒造は今も泡盛の「型」にとらわれすぎず、「スパークリング泡盛」などの時代に合わせた泡盛を産み出しています。
というわけで、次からは各銘柄についてご紹介していきますね!
と、その前に残波の種類と価格について補足です。
残波の種類と価格について
銘柄紹介の前に、残波の種類と価格についてです。
残波の種類と価格は、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピングなどで確認ができたものです。
価格は、各サイトを調査した上での目安となる価格を載せています。
※2018年9月上旬時点です。
サイズ(容量)も同様で、今在庫があるものに対してです。
通販サイトによってサイズのバリエーションがある場合・ない場合がありますのでご注意ください。
それでは、各銘柄についてご紹介していきます!
普段飲みにおすすめ|定番5銘柄
まずは「残波といえばコレ!」という定番銘柄を紹介していきます。
残波ホワイト25度
残波で最もポピュラーで人気の銘柄の残波ホワイト。
「ザンシロ」の愛称で呼ばれています。
口当たりが軽く、フルーティーな香りと味わい。
女性や泡盛が初めての人にも飲みやすい、おすすめの銘柄ですよ。
公式サイトではロック・水割りがおすすめと書いてありますが、爽快感が出るソーダ割りもおすすめです。
- 価格:1,028円~(720ml)
※サイズは720ml、1.8Lの2種類。
※1.8Lは瓶と紙パックがあります。
残波ブラック30度
「ザンクロ」とも呼ばれている残波ブラック。
残波ホワイトと並んで人気の銘柄です。
残波ホワイトよりも濃厚な風味で泡盛らしさがありますが、重すぎずスッキリした味。
芳醇な香りとコクがあり、バランスの取れた残波です。
サイズは300ml〜1.8Lまで4種類あるので、初めての人も選びやすいでしょう。
水割り・お湯割りで飲むのがベストです。
- 価格:741円~(720ml)
※サイズは300ml、600ml、720ml、1.8Lの4種類。
※1.8Lは瓶と紙パックがあります。
残波43度
泡盛らしい泡盛とでも表現しましょうか。
芳醇な香りがあり、ほのかに感じる甘みが特徴。
残波ホワイト・ブラックよりも熟成期間が長く、古酒と呼ばれる一歩手前の泡盛です。
>>>泡盛の古酒とは|酒好きを極めるなら絶対に飲んでおきたい!
泡盛本来の重厚さを楽しむために、最初のひと口をストレートで味わってみるのがおすすめ。
- 価格:1,955円~(720ml)
※サイズは720ml、1.8Lの2種類。
残波パック20度
ホワイトの爽快さとブラックのキレが感じられるオールマイティーな銘柄。
2種類の間をとったような味わいで、アルコール度数が20度に抑えられている泡盛です。
紙パックでしか販売されていない、家飲み向けの銘柄です。
- 価格:1,382円~(1.8L)
※サイズは1.8Lの紙パックのみ。
残波カップ14度
いわゆるワンカップです。
アルコールが14度に調整されていますので、ストレートで飲みやすく作られています。
- 価格: 229円~(200ml)
※サイズは200mlのみ。
※Amazonはケース販売のみ。
ちょっと贅沢に飲みたい|プレミアム残波3銘柄
残波の中でもちょっと高級な、プレミアム感のある3銘柄を紹介していきます。
残波プレミアム30度
「国際優秀味覚コンクール」において、三ツ星を4年連続で受賞するという世界で認められた泡盛です。
しかも、過去10年に7回受賞していることから、ダイヤモンド味覚賞を受賞しています。
泡盛業界では初の快挙を成し遂げていて、非常に評価の高い泡盛です。
力強い重厚な香りで、自然な風味に溢れている。
口当たりは柔らかいが、長く続く後味が心地よいほどだそう。
一度ストレートで味わってから、ロックで風味の変化を楽しみながら飲みたい一本ですね。
- 価格:1,494円~(720ml)
※サイズは720mlのみ。
残波プレミアム5年古酒35度
残波プレミアム30度を、より上品に仕上げたのが緑ボトルの残波プレミアム5年古酒35度。
5年古酒100%であり、熟成された古酒ならではの奥行きを感じられる逸品。
古酒の魅力を感じたい方には、是非一度は飲んでいただきたい・・・。
残波の中でも格別の一本です。
- 価格:1,850円~(720ml)
※サイズは720mlのみ。
残波 海の彩 5年古酒30度
非常にレアな銘柄で、見つけたら即買うべき銘柄です。
5年古酒100%で作られていて、30度ではあるものの、濃厚なコクと深い味わいが特徴です。
「海の彩」という名の通り、海をイメージしたクリアブルーの瓶に詰められていて、ビジュアル的にも美しい一本です。
なお、現在は生産しておらず、在庫のみの販売だそうです。
無くなる前に、見つけたら早めに購入することをおすすめします。
- 価格: 1,382円~(720ml)
※サイズは720mlのみ。
※以前は35度の緑瓶も販売されていたようですが、現在は生産・販売ともにしておらず、今後も再販の予定はないそうです。
贈答用にも!残波古酒巻壷
沖縄料理のお店に行くと、よく目にする「巻壷」。
いかにも「泡盛」という雰囲気が出ますよね。
本場沖縄では、新築や出産・結婚記念日など、祝い事への贈り物として壷入りの泡盛を贈る習慣があるそうです。
高級品になるので、贈り物にはもちろんですが、自宅でも古酒を作ったりするのにもおすすめ。
インテリアとしても味がありますので、沖縄気分を味わうのもいかがでしょうか?
- 価格:27,000円~(43度・3升壷)
※サイズは3升壷、5升壷の2種類。
※アルコール度数は35度、43度の2種類。
初心者におすすめ|果実系の飲みやすい3銘柄
残波ベースの果実系泡盛を3種類紹介していきます。
どれもアルコール度数が低いので、初心者におすすめですよ。
残波ゆずスパークリング5度
「これが泡盛!?」
と、驚いてしまうデザイン。
ボトルはZIMAに似た形をしていますね。
(意識してるのかな?)
デザインだけではなく、ゆず果汁が入ったスパークリング泡盛というのですから驚きです。
アルコール度数が5度と控えめで、初心者の方でもジュース感覚で飲みやすく仕上がっていますよ。
- 価格:270円~(275ml)
※サイズは275mlのみ。
残波青切シークヮーサー12度
沖縄の果物といえば、シークヮーサーですよね。
泡盛×シークヮーサーという、沖縄では定番の組み合わせがこの一本に詰まっています。
ソーダ割りにしてぐいっと飲むのがおすすめ。
シークヮーサーの香りとほどよい酸味が泡盛とマッチして、爽快に飲むことが出来ます。
- 価格:1,728円~(720ml)
※サイズは720ml、1.8Lの2種類。
残波梅酒14度
残波ベースで造られた梅酒。
まさか残波で梅酒があるとは……。
しかもこだわりの完熟した南高梅を使用しており、梅の果実感たっぷりで濃厚な味わい。
ロックやソーダ割りで美味しくいただきたいですね。
- 価格:2,343円~(720ml)
※サイズは720mlのみ。
おわりに
時代に合わせて様々な泡盛を造っている比嘉酒造。
ここでは紹介できませんでしたが、一般には出回らず、イベント限定の残波もあるようです。
2018年7月に伊勢丹新宿店で開催された「沖縄展」では、
- 残波1996年古酒
- 残波2006年古酒(量り売りのみ)
※いずれも数量限定商品
と、限定品を販売していたそうです。
そういうブランド力があるのも残波の魅力の一つかもしれませんね。
あなたも気になる銘柄を見つけたらまずは飲んでみましょう。
そうやってお気に入りの銘柄を探していくのも楽しいですよ!
こちらもチェック
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