「養命酒を飲んでいる」と聞くと、あなたはどんな人物を思い浮かべますか?
高齢者が飲んでいるイメージが強くありませんか。
しかし、近年では養命酒のもたらす効果が若い世代にも注目されていることをご存知ですか?
疲労回復や冷えとりにも効果的な養命酒は、疲れがなかなか取れない方や、妊娠を望む女性にも嬉しい効果がたくさん!
飲んでみたいと思っている人でも、
- 「体にいいと聞くけど、どういう効果があるの?」
- 「飲み方が難しそう」
など、わからない事も多くて踏み出せない人もいるのではないでしょうか。
今回は、養命酒の嬉しい効能と合わせて、飲み方や注意点をわかりやすく簡潔に解説します。
あなたの長年のカラダの悩みも解決してくれるかも・・・必見です!
養命酒とは
養命酒は、アルコールに自然の生薬が溶け込んだ「薬酒」です。
自然の14種の生薬とアルコールの協力作用によって、全身の血行を促進します。
体が本来もつ働きを整えて、体の基本となる力を高めてくれる効果があります。
養命酒がもたらす、嬉しい効能
養命酒には以下の7つの効能があります。
- 胃腸虚弱…体質やストレスで弱った胃腸を整えて丈夫に。
- 食欲不振…薬効成分で胃腸の働きを活発に。
- 血色不良…新陳代謝を活発にして疲労回復。血行を良くします。
- 冷え症…生薬が血行と共に体内を巡り、代謝機能を整えて冷えを改善。
- 肉体疲労…滋養強壮剤として、体力をつけながら疲労を回復。
- 虚弱体質…薬効成分が巡り体を丈夫にし、体力を高めてくれます。
- 病中病後の滋養強壮…弱った体を整えて、本来の力を取り戻します。
いずれも、体本来の力を改善すれば治る症状ばかりです。
これらの症状は「未病」と言われ、病気というほどではないけど具合が悪い・・・とジワジワと私たちを苦しめます。
養命酒の効果的な飲み方
飲むとたくさんの効果が期待できるのはわかりましたが・・・
実際は、どのようにして服用したら良いのでしょうか。
1日3回
養命酒を飲む回数は「1日3回」。
食前(朝・昼・晩)または就寝前の中で、都合の良い3回を選んで服用してください。
20mlずつ、コツコツ飲む
前述にもありますが養命酒は「薬酒」といって、普通のお酒ではありません。
その為「体に良いからたくさん飲もう!」と一気に飲んでも、あまり意味がありません。
毎日少量をコツコツ飲み続ける事で、体にじっくりと生薬が染み渡り効いてくるのです。
まさに、健康は1日にしてならず!!
効果の目安は2ヶ月の服用
養命酒を飲んだからといって、すぐに効果が出るものではありません。
少しずつ時間をかけて体の中から整えて行くので、効き始めるまでには個人差があります。
すぐに効果を実感できる人もいれば、冷えや虚弱体質など経過の長い症状で悩んでいる人は時間がかかる事も。
食欲不振や疲れには、早い効果を実感する人が多いようです。
養命酒の味は?
毎日飲むとなると、気になるのが味です。
良薬は口に苦しでマズイものを毎日飲むのは辛いですよね。
でも大丈夫です。
養命酒はシナモン系の香味がする、やさしい甘みのある味わい。
「コーラを濃縮して木の香りをつけた味わい」という例えもあり、その味がクセになる人も多いようです。
その特有の甘みや香りが気になる方は、液温を下げると和らぎますので、冷蔵庫で冷やして服用するのが良いでしょう。
養命酒を飲むなら、知っておきたい注意点
養命酒は嗜好的な酒類とは異なる医薬品ですが、そのアルコール度数は14%と高め!
日本酒やワインのアルコール分と同程度です。
その為、養命酒を飲んではいけない人と、飲む際は医師などに相談が必要な人がいます。
養命酒を飲んではいけない人とは
前述のとおり、アルコールが含まれているので以下の人は飲んではいけません。
- 20歳未満の未成年
- 車の運転前
- 危険な作業をするとき
- 手術後や産後で出血しているとき
- 医師からアルコールの摂取を止められている人
子どもが虚弱体質で風邪を引きやすいので、養命酒を与えたいと思うかたも少なくないでしょう。
子供や車を運転することが多い人には、アルコールやカフェインが入っていない「幸健生彩」がおすすめです。
養命酒を飲む前に相談が必要な人
飲む際に、医師・薬剤師・登録販売者への相談が必要な方もいます。
心当たりのある方は、飲む前に必ず相談しましょう!
- 生薬にアレルギーをお持ちの方
- 風邪で高熱が出ている方
- 病気療養中の方
- 糖尿病や高血圧などで加療中の方
- アルコールとの併用に注意が必要な薬を服用している方
- 妊娠中、授乳中、または妊娠していると思われる方
また、発疹・発赤・かゆみ胃部不快感などがあらわれた際も、医師や薬剤師に相談してください。
養命酒の簡単アレンジ
もちろんそのまま飲んでも良いのですが、途中で味に飽きてしまったり中には味が苦手・・・という人にはアレンジがおすすめ!
養命酒に合う飲み物って、意外とたくさんあるんですよ♪
養命酒の量が20mlであれば、薄めて飲んでも効果は変わらないのでご安心を。
ソーダ×養命酒
養命酒に氷と炭酸水を注げば、スッキリ飲みやすいソーダ割に。
養命酒自体に甘みがあるので、酒割りに使用する炭酸水が良いでしょう。
お好みでレモンをつけてもサッパリ飲めますよ。
ハチミツ×養命酒
お湯で2倍から3倍程に割った養命酒にハチミツを加えます。
お湯の温かさと、ほのかなハチミツの甘さに癒されます・・・
柑橘系ジュース×養命酒
養命酒は甘味が強いので、柑橘系のジュースで割るのもおすすめ!
フルーツの酸味が加わって、サッパリと飲めますよ。
オレンジジュースやグレープフルーツジュースとの相性はバツグンです♪
炭酸水や、刻んだ生のフルーツを入れても美味しいですよ。
牛乳×養命酒
意外と合うと言われているのが、牛乳!
カルアーミルクというミルクベースのカクテルに似た味わいになります。
生薬が入っているので、チャイの味にも似ています。
夏は冷やして、冬は温めて飲みたいですね♪
さらにアレンジで、お砂糖やショウガを入れてジンジャーミルクにしても美味しいですよ。
まとめ
毎日続けていくことで、体本来の力を取り戻して元気を与えてくれる養命酒。
一生つき合っていく自分の体だからこそ、健康でいたいという気持ちを叶えてくれます。
ただし「薬酒」であり「医薬品」なので、説明書はしっかり読んで適切な飲み方を心がけましょう!
ずっとずっと、健康でいられますように。
体質に合わないと感じた方は、こちらの記事を参考に別の薬用酒を探してみてくださいね。