人気・知名度ともに高い日本酒「獺祭」
数ある種類の中でどれが最高級かと言えばもちろん・・・
「獺祭磨きその先へ」です!
値段を見てビックリされましたか?
この720mlで3万円以上もする日本酒の秘密について見ていきたいと思います。
獺祭の最高級「磨き その先へ」
獺祭の中で、一番高価な値のついている日本酒「獺祭 磨き その先へ」。
詳しく見ていきましょう。
「獺祭 磨き その先へ」とは
旭酒造は「磨き 二割三分」によって高精米の理想形を達成しました。
「その先へ」は文字通り二割三分を超えるものとしてつくられたものです。
安倍首相がオバマ大統領にプレゼントした獺祭というのも「その先へ」なのです。
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作り方は秘密!
二割三分まで削る精米や、杜氏の撤廃&徹底した温度管理、はたまた遠心分離システムの採用など、旭酒造はこれまで、その製法をオープンにしてきました。
ですが・・・
こと「磨きその先へ」においては、一切合切が企業秘密。
一体どんな製法が使われているのか?
気になってしまう・・・という心理さえも旭酒造のプロモートの一環なのかもしれません。
磨きその先への値段
気になる価格は・・・
720mlで32,400円(メーカー公表価格)。
さすが最高級ですよね。
一升瓶でもなければ、十四代などのプレミア価格ではありません。
旭酒造が定価としている値段です。
時期によっては手に入りにくく、ネット通販ではプレミアム価格がつくことも。
4~6万円といった価格で取引されていることもありましたが、現在は落ち着いているようです。
「その先へ」の口コミ評価
「その先へ」の評判はどうでしょうか。
口コミ情報をまとめてみました!
好意的な口コミ
「その先へ」の好意的な口コミとしては、
- めちゃめちゃ軽い!二割三分が重く感じる
- 二割三分よりも甘く薫り高い
- 後味がスッキリしている
- 気がつけば1本空いてた
- 日本酒っぽいお酒臭さがない
といった感想があがっていました。
軽くて飲みやすいので、日本酒が苦手な人でもグイグイ飲めちゃうみたいですね。
「これを嫌いという人はいないだろう」という声までも。
否定的な口コミ
否定的な口コミもチェックしておきましょう。
- コストパフォーマンス的には劣る
- 二割三分で充分
- きれいすぎて物足りない
- わざわざ3万円も出すほどではない
価格面での否定的な口コミが目立ちました。
確かに3万円も出すと、評価の目も厳しくなっちゃいますよね。
おいしいけれど、高いお金を出して何度もリピートするほどではないという意見が多いようです。
「その先へ」のおすすめの飲み方
おすすめの飲み方は「磨き 二割三分」と飲み比べるという方法です!
なんとも贅沢な飲み合わせになりますね。
公式HPでもこの飲み方が勧められていますよ。
まず、1~2杯「磨き二割三分」をお楽しみいただいた後、「磨き その先へ」へお移りになると、よりくっきり皆様の前にこのお酒の魅力が現れると思います。
「その先へ」と「磨き 二割三分」(720ml)のセットは37,800円での販売です。
飲み頃の温度は?
飲み頃の温度は、12℃くらいから飲み始め、温度が上がるごとに変化する香りや旨味を楽しむのがおすすめです。
せっかくの最高級なお酒なので、時間をかけてじっくり味わいたいですね。
おつまみは?
おつまみは何を合わせるのがベストでしょうか?
旭酒造の公式HPによると、
- 鴨
- 白子
- トリュフ
- 柑橘系ソースや柚子胡椒を使った肉・魚料理
などが、「その先へ」の香りと奥行きある味にぴったり合うと言われています。
しかし・・・
自宅で鴨も白子もトリュフも食べたことないなぁ・・・
最高級の日本酒には、アテも良いものを合わせないとダメということでしょうか(笑)
獺祭その他の高級銘柄
「獺祭 磨き その先へ」と比較されやすい他の商品も紹介しましょう。
獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分
最も「その先へ」と比較されやすい銘柄です。
精米歩合23%という、極限まで磨き上げた山田錦を用いた純米大吟醸。
華やかな香りと、口に含んだときのきれいな甘み。飲んだ後の余韻が高く評価されています。
受賞歴も華々しいですね。
- 「全米日本酒鑑評会 2018」銀賞
- 「SAKE COMPETITION 2018」純米大吟醸部門 銀賞
- 「インターナショナル・ワイン・チャレンジ2018」金メダル
- 「純米酒大賞2017」金賞
価格帯は、 720mlで5,000円~。
「その先へ」と比較すると、6分の1以下の価格・・・
そう考えると「二割三分で十分」と考える人が多いのもわかる気がします。
獺祭 磨き二割三分 遠心分離
「二割三分」に「遠心分離システム」を用いた製品です。
遠心分離の技術を用いて圧力をかけずに搾ったものに、圧力をかけて絞ったもの(通常の搾り方をしたもの)をブレンドしてあります。
- 遠心分離の美点「いやなところが何もない酒質」
- 通常の搾り方由来の「パンチのあるごく味」
この2つの酒質が合わさることで、洗練された日本酒が完成します。
価格は、720mlで8,000円~。
「遠心分離システム」を使っているお酒ということで、話のネタに購入する方もいるようです。
まとめ
獺祭の中でも一番最高級の獺祭は「その先へ」です。
価格は高いですが、何かの記念に一度は飲んでみたいものですね。