キリンビールといえば、
- 一番搾り
- キリンラガー
の2大看板を思い浮かべますよね。
どちらも長期間にわたって売れ続けているので、売れているのはもちろん「美味しい」と飲み続ける消費者がいるからですよね。
ですが、そんなロングセラー商品でも、「うまい!」と感じる人もいれば、「まずい・・・」と評価する人もいるもの。
キリンビールうまい!派とまずい!派、それぞれにどんな理由があるのか、意見を見ていきましょう。
キリンビール「一番搾り」はうまい?まずい?
まずはキリンビール「一番搾り」についての意見を見ていきましょう。
一番搾りは1990年に生まれた銘柄で、キリン独自の「一番搾り製法」で作られているということ。
仕込みのろ過の際、最初に出てきた液体である「一番麦汁」だけで作られたビールが「一番搾り」なのです。
私にとって「一番搾り」はたまに飲むくらいの銘柄ですが、特にまずいと感じたことはありません。
うまい派とまずい派、それぞれどのような意見が出ているのか見ていきましょう。
「一番搾り」はうまい!派
口コミで出てきた味の特徴を次のようにまとめてみました。
- 雑味が少ない
- 爽やかな苦味
- 苦味のあとにくる旨味と甘味
一番搾りはビールらしい苦味はあるね。爽やかで軽い苦味だけど。
出典:5ちゃんねる
旨味と甘味が前面に出た麦汁の美味しさをいかした味わい
出典:5ちゃんねる
一番搾りをうまいと感じる人は、苦味がありながらもしっかり旨味と甘味が感じられる点を評価しているようです。
ビールらしい苦味がありつつ飲みやすいとくれば、万人受けしやすいというもの。
一番搾りが売れ続ける理由はここにあるんですね。
ですが、そんな一番搾りでもまずいという人たちもいるようで・・・。
「一番搾り」はまずい!派
- 苦味が弱い
- 雑味がなく味わいが軽い
一番搾りまずい派に言わせてみれば、うまい派の意見が裏目に出てしまっています。
特に、2017年に一番搾りがリニューアルされて味が変わり、それまで一番搾りを支持していた人たちが離れるという事態にもなっているようです・・・。
肝心のあの苦味が弱くなってるやないけ!
〜中略〜
キリンにすっきりなんて求めてねえよ
そんなビールならよそにいくらでもある
出典:5ちゃんねる
雑味をなくしましたとさ
それが好きだった人には不味い薄いなわけだ
出典:5ちゃんねる
スッキリしたビールを求めるなら、アサヒスーパードライのような爽快感が強いビールを飲んだほうが良いと思ってしまうのが本音。
キリンにはスッキリ路線よりもしっかりした味わいのあるビールを求めている人が多い印象です。
個人的には、ビールの苦味や雑味って好きなんですよ。
なので、まずい派で出てきた意見はよくわかります。
私は一番搾りよりもラガー派ですし、さらに言うならクラシックラガーが大好きですから。
しかしそんな意見とは裏腹に、一番搾りは2017年にリニューアルされて味が変わってからというもの、売れ行きは良くなっているそうです。
キリンビールが時代に合わせた味作りが出来ている証拠なのでしょうね。
ということは、私の舌は時代遅れなのでしょうか・・・?
キリンビール「キリンラガービール」はうまい?まずい?
続いては、キリンビールのロングセラーである「キリンラガービール」についての意見を見ていきましょう。
130年も作り続けられるのは、それだけ安定した人気があるということ。
かつてのCMでは「時代は変わる、ラガーは変わるな。」というキャッチコピーもあったくらいです。
・・・そんなこと言いながらクラシックラガーというものが別にあるんですけどね(笑)
一番搾りの口コミ感想でも一部出てきましたが、キリンラガービールの特徴としては次のようなものが挙げられます。
- 苦味が強い
- コクがある
- 味わい深くまろやか
キリンラガービールうまい派、まずい派それぞれの意見を見ていきましょう。
「キリンラガービール」はうまい!派
キリンビールの生ラガービールは美味いよ。
生だけれど、キッチリと苦みと重さとコクと味わいは付いている。
出典:5ちゃんねる
すっきりしているのが好きなのであればスーパードライでしょうし、「ビールは苦みがいいのさ」と言う人にはキリンラガーの方がおいしく感じると思います。
私個人で言えば、圧倒的にキリンラガーの方がおいしいと思います。
出典:Yahoo!知恵袋より
予想通り、キリンラガービールの特徴である苦味の強さやコク深さが好きな人は「うまい」という声が多いですね。
私もその意見には賛成です。
ビールの苦味はホップの苦味。
クラフトビールになれば、もっとホップの効いたより苦味の強いビールだってあるわけですが、クラフトビールは比較的高く、手に入りにくいこともしばしば。
手頃に買うことの出来るビールの中から考えた時にはキリンラガービールがちょうどいいというわけです。
ですが、昔のキリンラガービールの味を知っている人にとってはそれが物足りなくなってしまっているようです。
「キリンラガービール」はまずい!派
キリンビールの顔だったラガーが今や完全に味が変わっちゃって、サラサラ飲みやすいだけの炭酸飲料になっちゃった。
出典:5ちゃんねる
久しぶりにラガー飲んだが全然苦みがないな
出典:5ちゃんねる
まずいというよりは、「物足りなくなった!」という意見が本音のようです。
- 苦味が強い
- コクがある
- 味わい深くまろやか
といった特徴があることはあるのですが、以前に比べてその特徴が薄れているんだそう。
当初、キリンラガービールは熱処理ビールで、生ビールではありませんでした。
それが1996年に製法が変わって生ビールになってしまったことで、本来の味わいではなくなってしまい、ファンが離れてしまう事態に。
その名残もあってか、ラガービールでは物足りないから美味しくない、という意見が出てしまっているようです。
クラシックラガービールは昔ながらの味わいがあって高評価
キリンラガービールのところで、以前は熱処理ビールだったとお伝えしましたが、実はその熱処理ビールは今も継続して発売されているんです。
それが「キリンクラシックラガービール」です。
クラシックラガーより美味いビールは無い
キリンはもっとこの最高のビールを宣伝しろ
出典:5ちゃんねる
かつてのキリンファンは、昔ながらの味わいのあるビールが飲みたいわけです。
その味わいのあるビールこそがキリンクラシックラガーであり、今も根強い人気があるのです。
かくいうわたしもクラシックラガーファンの一人です。
ですが、このクラシックラガーはスーパーなどでは中々手に入りにくいのが難点。
見かけたらすぐにまとめ買いしておきたいものです。
おわりに
ここまでキリンビールうまい派、まずい派の意見をそれぞれみてきました。
様々な意見がありましたが、個人的には圧倒的にキリンクラシックラガービールが好きですね。
ですが、アサヒスーパードライの売上の高さが物語っているように、爽快感を求める声が大きいこともまた事実。
その時時に合わせてビールの銘柄を選んでいくのが一番だと思います。
強いこだわりがあれば話は別ですが・・・。
あなたも様々な銘柄を飲み比べて、好みを見つけてみてくださいね。