新潟が誇る銘酒の一つ、淡麗辛口の日本酒「久保田」。
あなたは、久保田をどう飲みますか?
- 「冷やが好きだから冷やで!」
- 「熱燗が好きだから、いつも燗をつけている」
というのも良いですが・・・
実は、久保田には銘柄ごとにおすすめの飲み頃温度があるのです。
そこで今回は、久保田の美味しい飲み頃温度についてまとめました。
せっかくなら、まずは酒造おすすめの飲み方で味わってみましょう♪
あわせてチェック
「冷酒」でキリっと冷たく|翠寿・生原酒
冷酒がおすすめ
- 久保田 翠寿(大吟醸・生酒)
- 久保田 生原酒(吟醸・原酒・生酒)
この2種は、どちらも生酒。
キリッと冷やすことで、しぼりたての爽やかなキレと、華やかな香りを楽しめます。
刺身などの冷たい料理はもちろん、冬の鍋など温かい料理と合わせても抜群ですよ。
生原酒の特長は、スッキリした中にも感じるしっかりと濃い味わい、そして力強い香り。
ただ冷やすだけじゃなく、氷を入れてロックにしても美味しいですよ。
濃厚な味わいなので、氷ですぐに味が薄まらずに長く楽しめます。
ロックは、氷の音がまた涼しげで夏に良いんですよね♪
「冷酒〜常温」で変化を楽しむ|爽醸雪峰・純米大吟醸
冷酒〜常温がおすすめ
- 爽醸 久保田 雪峰(純米大吟醸)
- 久保田 純米大吟醸(純米大吟醸)
純米大吟醸の特長は、まるで洋ナシやメロンの様に華やかな香りと、フルーティーな甘み。
10〜15℃の花冷え程度に冷やすことで、上品な香りと爽快なキレを感じられます。
常温で飲むと、米の旨みや酒の味わいが口の中により広がりますよ。
飲み始めは冷して、ゆっくりと常温に戻るにつれて開いていく酒の味わいを楽しんでください。
和食にはもちろん、デザートにもピッタリです。
「冷酒〜ぬる燗」で味わいの幅が広がる|萬寿・紅寿・千寿・碧寿・雪峰
冷酒〜ぬる燗がおすすめ
- 久保田 萬寿(純米大吟醸)
- 久保田 紅寿(純米吟醸)
- 久保田 千寿(吟醸)
- 久保田 碧寿(純米大吟醸・山廃仕込)
- 久保田 雪峰(純米大吟醸・山廃仕込)
冷酒・常温だけでなく軽く燗をつけても楽しめるのがこの5つの銘柄。
燗をつけるといっても熱々にはせず、40℃前後に温めた「ぬる燗」が良いでしょう。
人は、温度によって感じる味覚が変化します。
味覚の感じ方のポイント
- 温度が高いと甘みや旨みを感じやすい
- 温度が低いと酸味を感じやすい
冷酒ではスッキリと爽やかな味わいだった酒も、燗をつけると香りと米の旨味が膨らみ、全く違う味わいになりますよ。
「熱燗」もおすすめ!楽しみが多い百寿
久保田の中でも、一番熱燗に適しているのが「久保田 百寿」。
辛口でスッキリとドライな飲み口の特別本醸造酒です。
久保田シリーズの基本形として造られる百寿は、冷酒〜熱燗までいける万能な銘柄。
価格もリーズナブルで手に入れやすいので、色々試して自分の好みを探せますよ♪
寒い冬に、天ぷらや熱々のおでんなどと熱燗を一杯・・・ 最高ですね。
まとめ
久保田は冷酒や常温だけじゃなく、燗をつけても美味い酒が多いです。
普段は冷酒ばかり飲んでいる人も、たまに燗酒を楽しんでみてくださいね。
「自分で燗をつけるのが難しい」という人は、酒燗器に頼っちゃいましょう!
日本酒をセットしてスイッチを入れれば、後は酒燗器が美味しい燗酒にしてくれます。
自宅で晩酌を楽しむことが多い人は、一つ持っていると便利ですよ♪