ピリリとした辛さと魚卵のうまみ。
辛子明太子は、その辛味と旨味が白いご飯と絶妙にマッチする魅惑の食べ物ですよね。
「でも…普通の辛さじゃ物足りない!!」
そんな激辛党の後押しがあり、明太子業界にも激辛商品が増えてきています。
そこで今回は、数多くの激辛明太子の中から人気の商品を厳選。
激辛好きも明太子好きもうならせる、おすすめの激辛明太子をランキング形式で紹介します。
第1位:ふくや 辛皇(ホットエンペラー)|カプサイシン13.5倍のふくや史上もっとも辛い明太子
激辛好きに自信を持っておすすめしたいのが、ふくやのホットエンペラー。
創業者生誕100年を記念して作られた、ふくや史上もっとも辛い明太子です。
気になる辛さは「味の明太子レギュラー」の9倍。
卵の1粒1粒まで真っ赤に染まった明太子は、食べれば舌がしびれ、汗が噴き出す辛さです。
さらにすごいのが、別添えの「辛皇醤(ホットエンペラーソース)」。
このオリジナル辛味ソースには、バラ子(明太子の皮を取り除いた粒)と、ホットエンペラーを漬け込んだ調味液が入っています。
トロミのあるソースをかければ、なんと13.5倍の辛さにパワーアップ!
本気の激辛党だけが到達できるレベルです。
このソースをそのまま食べるのはちょっと無理かも…という方には、お鍋にいれるのがおすすめ。
昆布で引いた出汁に、ホットエンペラー1本とホットエンペラーソースを加えるだけで、超絶旨いめんたい鍋を楽しめますよ。
第2位:かば田 からおう|赤い衝撃の上位互換
「赤い衝撃」とは、後で紹介するかば田の激辛明太子のことです。
それよりも更に辛さが上回る超激辛なのが「からおう」です。
まさしく「辛さの王様」と言える一品なんですよ。
赤い衝撃との違いは、ハバネロ粉末が入っていること。
辛さを表す単位スコヴィル値でいうと、ハバネロは30万。
タバスコが600程度なので、いかにその辛さが突き抜けているかわかります。
かば田は、創業当時、漬物屋さんでした。
現在は漬物貯蔵製法という漬ける技術を活かした製法で、明太子を作っています。
昆布漬けのまろやかなうまみがその人気の理由ですね。
見た目が衝撃的ですが、からおうも実は昆布漬け。
明太子自体が美味しいんです。
そこへフルーティかつ刺激的な辛さがあるハバネロ粉末をたっぷりと。
しびれる辛さと、昆布漬けのまろやかなうまみでご飯が進みます!
第3位:かば田 赤い衝撃| 真っ赤な唐辛子がたっぷり
その見た目に衝撃をうける「赤い衝撃」。
からおうと違って、ハバネロは使っていませんが、パンチのある唐辛子がたっぷり使われています。
スケトウダラの成熟した卵巣「真子」のみを使っているのでプチプチとした食感を楽しめます。
つけダレは北海道産の昆布、カツオエキスなどが入っていてうまみたっぷり。
漬物屋さんの技術を活かした美味しさと、パンチのある辛さのハーモニーでご飯がもりもり食べられます。
第4位:楢崎商店 青唐辛子明太子|清涼感ある青い辛さ
赤唐辛子を使った明太子が多い中、楢崎商店の明太子は青唐辛子入り。
熊本県産の青唐辛子の輪切りがたっぷり入った「青唐辛子明太子」は、爽快ですっきりとした辛さが特徴的です。
実はこの楢崎商店の青唐辛子明太子は、iTQi優秀味覚賞二つ星を5年連続で受賞しています。
モンドセレクションが「食の安全」を評価するコンテストなのに対して、iTQi優秀味覚賞は「美味しさ」を評価するコンテスト。
その美味しさが世界からも認められているんですね。
第5位:やまや 美味辛口|柚子香る上品さにパンチのある辛さが共存
やまやの特徴と言えば柚子。
九州産のゆずと羅臼産の昆布、大吟醸を使った調味液に、新鮮なスケトウダラの真子を168時間漬け込んでいます。
口に含んだ瞬間ふわっと香る柚子と、大吟醸の甘みを感じる上品な明太子です。
「美味」は贈答用としても人気の商品ですね。
「美味辛口」には、やまや独自の匠のタレと特製辛みそを調合した旨辛タレがついています。
この旨辛タレが絶品。
ぜひともたっぷりかけて味わっていただきたい。
辛いものが苦手な方は控えめに、激辛好きならたっぷりと、というふうに調節できるのもいいですね。
第6位:九州まるいち 辛子明太子ハバネロ|赤くないのにしっかり辛い
まるいちの「辛子明太子ハバネロ」は、あまり赤くない見た目です。
着色料を使わず、新鮮なスケトウダラの真子そのままの色だからですね。
一見辛そうに見えないけれど、食べてみるとしっかりパンチの効いた辛さがあります。
まるいちでは自社工場でスケトウダラの真子を人の目で1本ずつ確実にチェックしています。
丁寧にスジを取り除いているから皮は柔らかく、中の粒はぷりぷりして美味しいんです。
魚卵の本来のうまみを残しつつ、ハバネロのフルーティかつパンチのある辛さが同時に味わえる一品ですよ。
第7位:島本辛口辛子明太子|国産たらこで丁寧に作られた美味しさ
福岡県民から「一度食べてみたらその良さがわかるから」とおすすめされる島本の明太子。
創業以来変わらぬ製法で作っている「オリジナル明太子」は、無着色で、余計な材料を入れていません。
素材のうまみを活かす優しい味わいがその特徴です。
オリジナル明太子の美味しさはそのままに、約2倍の辛さになったのが「辛口辛子明太子」です。
舌に乗せたとき感じるピリッとした辛さ。
そのあとにやってくる魚卵のうまみとツブツブの食感。
昆布の風味がほのかに香り、後味はスッキリとして、どんどんご飯が進んじゃう旨さです。
激辛好きには少々物足りない辛さではありますが、たらこ本来のうまみと辛さを同時に味わうことができますよ。
まとめ
辛いだけでない魚卵のうまみもしっかり感じられる美味しい激辛明太子を、ランキング形式で紹介しました。
- 究極ブレンドのスパイス
- 昆布や鰹のだし
- 焼酎、大吟醸
- 香り
各社それぞれ独自の製法にこだわっていて、一つとして同じものはありません。
そして何より素材の良さにこだわっている本場の明太子は、激辛になっても、もちろん美味い!
正直全部食べたい。
激辛好きにも明太子好きにも。
人気のおすすめ商品ばかりですので、ぜひためしてみてくださいね。