広告 ノンアルコール飲料

ノンアルコール飲料ってアルコール入ってる?度数や濃度はどれくらい?

ノンアルコール アルコール入ってる

 

妊娠中の人や車を運転する予定の人、健康上の理由からお酒を飲まない方がいい人。

様々な人にノンアルコール飲料は需要があります。

しかし巷では『ノンアルコールビールには基準値以下のアルコールが入っている』なんて噂もあります。

本当のところはどうなんでしょうか?

 

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アルコール飲料の定義と酒税

みんな気にせずに使っているアルコール飲料という言葉ですが、国はちゃんと基準を作っています。

アルコールが入った飲み物=アルコール飲料という訳ではありません。

酒税法では『アルコール度数1%以上のものを酒類(アルコール飲料)』として定めています。

つまり0.9%の度数なら、ノンアルコール飲料として販売しても法律上は問題無いのです。

巷でよく言われる『ノンアルコールには基準値以下のアルコールが入っている』というのは、この酒税法の定義からきています。

 

しかしこの「酒税法の定義」と「ノンアルコールという言葉のイメージ」が噛み合っていないんですよね。

この食い違いから「ノンアルコールなのにアルコールが入っている」というように、話をややこしくしてしまっている原因になっているのです。

 

「紛らわしいから、0.1%でもアルコールが入っているものはお酒にしてしまえ」と思うかもしれません。

ですが、そうすると色々なものに酒税がかかってしまい、物価が上昇してしままいます。

そういった不具合を回避するために、法律では【1%以上のアルコール】を含むものを酒類としています。

 

例えば、調味料として売られている「みりん」は酒税法が定める酒類です。

アルコール度数が10%を越えた立派なお酒です。

スーパーなどでも、調味料売り場のみりんに関しては「これはお酒です」と言う表記がされています。

そして酒税がかかっています。

 

一方、調味料売り場には、みりんとよく似た「みりん風調味料」というものがあります。

アルコール度数が0.9%以下なのでお酒ではありません。

そのため酒税がかからず、みりんに比べて大幅に価格が安くなっています。

 

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ノンアルコール飲料にはアルコールは入っている?

繰り返しですが、法律では1%未満ならノンアルコールと表記しても問題ありません。

そのため、以前はノンアルコールという謳い文句でアルコール度数が0.5%のものが販売されていました。

 

しかし今現在では、日本国内で一般的に流通している国内メーカーの商品で、「ノンアルコール」とパッケージに表示されているものには、アルコールが全く入っていません。

アルコール度数が0.00%のもの以外には「ノンアルコール」という謳い文句は使われなくなっているからです。

 

何故、0.00%だけかというと、酒類の広告審査委員会が、業界全体として、【自主規制】しているからです。

ノンアルコール飲料の定義
ノンアルコール飲料とは、アルコール度数0.00%で、味わいが酒類に類似しており、満20歳以上の成人の飲用を想定・推奨しているものとする。

引用:http://www.rcaa.jp/standard/non-alcohol.html

 

詳細な過去の資料が見つからなかったため、明確な年代は分かりませんが、2000年台初期にはノンアルコールに関する自主基準は無かったようです。

その後、自主基準の改正が何度か入り、遅くとも2012年にはノンアルコールに関する自主基準が設定されています。

恐らくタイミング的に、酒気帯び運転の厳罰化が定められたタイミングで【ノンアルコール飲料は0.00%】という定義ができたものと考えられます。

 

この0.00%ですが、アルコール分が0.005%未満という意味です。

では0.005%未満のアルコール濃度は、実際にはどれくらいかと言いますと、果物に含まれる微量のアルコールなどよりも低い濃度です。

ですから、0.00%のノンアルコール飲料には、アルコールが入っていないと言いきってしまって問題ありません。

 

ただし注意が必要なのは、アルコールが入っていないと言い切れるのは、国内メーカーが作ったノンアルコールの商品だけです。

輸入品の場合は、国内の業界が設けた自主基準は適用されません。

そのため、輸入品では「ノンアルコール」と記載されているのに、アルコール度数が0.5%などの商品も存在しています。

 

ノンアルコール飲料に拡がるオールフリー

ノンアルコール飲料はアルコール度数0%(0.5%未満)から0.00%(0.005%未満)に移り変わってきました。

またアルコール度数0.00%のノンアルコール飲料で『オールフリー』と謳われた商品も数多く登場するようになりました。

このオールフリーとは、アルコール分だけでなく『糖質、プリン体、カロリー』など気になる成分が【0】ということです。

特に女性需要の高いカクテル系に関してはカロリーゼロを強調した商品が多いですね。

 

記憶は定かでは無いのですが、ひと昔前はこんなにもオールフリーの商品は無かったと思うんですけどね。

今やオールフリーは当たり前の時代になっています。

 

さらには、今のノンアルコール飲料業界の最先端はトクホ(特定保健用食品)商品です。

サッポロビールが出している『SAPPORO+』は、その先駆けですね。

ノンアルコールビール飲料としては、史上初の特保でした。

※徐々に商品数が増えてきています。

その機能は、難消化性デキストリンのチカラによって、糖の吸収を穏やかにすることができます。

食事の際に飲むといいのですが、1日1本が目安との事なので、夕飯に飲むのがいいのでは無いでしょうか?

>>>ノンアルコールビールおすすめ人気ランキングまとめ!!【特保商品】が旋風を巻き起こす!?

 

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まとめ

国内メーカーの商品でノンアルコールと表記されたものは、本当にノンアルコールです。

万が一、入っているとしても銀行の金利より低い割合なので、アルコールが飲めない人も安心して飲めると言えますよ♪

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