先に申し上げておきます。
私自身、この記事のメインテーマである『トンスル』は飲んだことがなく、この先も恐らく飲むことはないでしょう。
なぜなら・・・
【うんこ(人糞)】を使ったお酒
だからです、、、流石に無理(苦笑)
その驚愕の特徴をもつトンスルに関しては、その特徴だけが先行して広まってしまったため、トンスルについて詳しく理解している人は少ないと思います。
私自身、この記事を書くためにトンスルのことをしっかりと調べてみて、初めて知ったことも多かったです(汗)
トンスルとは
トンスルに関しては色々と誤解している人も多いとは思いますが・・・
トンスルとは嗜好品としての酒ではなく、韓国に伝わる【薬用酒】です。
なので、ビールのように誰もが日常的にガブガブ飲むものではなく、『健康』のために一部の人が飲んでいるものです。
日本で言うなれば『養命酒』のような位置づけでしょうか。
名称と意味
その名前の意味ですが、『トン=糞』『スル=酒』という意味で・・・
日本語に訳すと【糞酒】というドストレートな名称です。
(もう少しマシな名称なかったのか・・・?)
トンスルのニオイと味
そんなトンスルに関して特に気になるのは【ニオイと味】です。
ネット上で調べてみると全くと言っていいほど『原料』を感じさせないようです。
ただ作り方が様々ありで、作り方によっては、原料そのものの激臭(ウエェ・・・)がするケースもあるようです。
ちょっと古い記事ですが、ロケットニュースの記事で【トンスルという名前を伏せて(鬼畜)】女性にトンスルを飲ませてみた結果がまとめられています。
5人の美女(ここ重要)に飲ませた結果、味に関しては絶賛されていたようです。
【トンスル】韓国のウンコ酒を美女5人に飲ませてみた / 女子「ワインのような上質な味がする」→ 記者「ウンコ入ってますよ」→ 女子「糞まずオエーッ!!」
※大変おもしろい記事だったのですが、削除されてしまいました。
それにしても残酷な企画ですね。
トンスルの入手方法
韓国内でもトンスルは【一般流通はしていない】ようで、スーパーなどで売られているわけではありません。
そのため近年ではトンスルを飲んだことがある人は、韓国でも少数派のようです。
なんか、流石ロケットニュースと言わざるを得ないのですが・・・
コチラの記事では、実際に韓国でトンスルを入手し、飲んでみた感想がまとめられています。
※記事が削除されてしまいました。
しかしガチっすね。
【トンスル販売員から直接購入した】とまとめられています。
『トンスル』は韓国の酒屋では販売されていない(と思われる)。筆者はトンスルのバイヤーに連絡を取って購入した。トンスル販売員のおじさんの本業は農業で、仕事のかたわら『トンスル』を作って販売しているらしい。
引用元:ロケットニュース
※記事が削除されてしまいました。
し、しかし、なんてパワーワードなんだ・・・
<<<トンスルのバイヤー>>>
また別のロケットニュースの記事では、原材料についても・・・
(てか、ロケットニュースさん、トンスル愛し過ぎ)
韓薬もたくさん入ってます。秦皮(?)、ホンア、猫も入ります。猫はすごく良いんですよ。
引用元:
ロケットニュース※記事が削除されてしまいました。
猫!?
作り方は様々あるようですが、猫の骨を入れるとのこと・・・
うーん、しかし、【猫の骨を韓薬とする】というソースまでは出てきませんでしたので、ホントかどうかは怪しい所です。
猫のコーヒーは知ってますけどねぇ・・・
-
猫のうんこコーヒーがヤバイ!!コピルアクの値段と味が世界一ィ!?
日本でトンスルは買えないの?
まぁ・・・買えたところで買いはしませんが(笑)
一応調べてみました!!!
最近の物流はとんでもないですからね。
Amazon/楽天の二社さんで買えないものってほとんどありませんから。
その結果・・・!!
もしかして・・・・!?
Amazonさんで!
「トンスル」と調べると・・・・
なんか出た!!!!
↓↓↓↓
なんでしょう・・・
この絶妙なアレっぽい雰囲気は・・・・
なんか韓国のおかし?豚足?
ちゃんと韓国の物というところがなんとも・・・・
気を取り直して楽天さんでも調べてみました!!
<<<スルトン>>>
なんだろう、この響き。
ていうか、ナニする為のもの?コレ?
使う人にとっては当たり前すぎて説明書きすら要らんものってコト?
調べると、どうやら食パンを焼く為の型?の模様。
・・・こうやって見比べてみると・・・
Amazonさんの方が、若干検索システム優れているのかな・・・?(笑)
ちゃんと韓国のアレっぽいものを表示してくれましたしw
とにかく、やっぱり日本ではトンスルを購入することは出来ませんでした・・・残念!!(←あんまり残念じゃない)
トンスルの作り方
トンスルの作り方は様々な方法が伝えられているようです。
内容が内容なだけに、自分でまとめるのは精神衛生上キツイ(苦笑)ので、まるっとwikipediaさんから引用させて頂きます(笑)
- 田舎の汲み取り式便所に竹を差込み竹の中に排泄物が詰まって出てきたものにお酒を混ぜて飲む
- 竹筒に小さな穴を開け、松葉できっちり穴を塞ぎ、便壺に入れておき、3-4ヶ月経つと、竹筒の中に清い液が溜まるので、それをマッコリと混ぜて熟成させる
- 急ぎの場合は直接に酒と大便を混ぜて3日程度で飲む場合もあったが、急造されたトンスルは薬としての効果は弱く、非常に臭いがきつく飲みづらい
- 赤ちゃんの排泄物を焼いた物と複数の韓薬(秦皮(?)、ホンア、猫の骨等)を酒に漬ける。全ての疾患に治療効果を発揮するとされる。
- 6歳の子供の大便に水を混ぜ、丸1日発酵させる。次に、炊いた白米と酵母、糞尿を混ぜて酒にする[7][1]。骨折・打撲・腰痛のほか、てんかんにも効能があるとされる。
引用:ウィキトンスル
『急ぎの場合には~』の作り方が直接的過ぎで、破壊力が凄まじい(汗)
しかし薬用酒であることを考えると、緊急性を要する疾患の場合には、ニオイなんて気にしてられませんから、あくまで緊急避難的な製法で、スタンダードな製法ではないと思われます。
トンスルに対する世界の反応
日本での反応は、御存知の通りネット上では、全力で『バカにされている』ケースがほとんどです。
韓国のことを【トンスルランド】という蔑称で呼んだりしてますからね、響きだけなら楽しそうなテーマパークの名称ですが(笑)
その他、海外での評価を調べてみましたが、日本ほどはバカにはしていないようです。
ただ『信じられない』といった意見が多く、日本と同じく諸外国にも【受入れ難い】マイナー文化のようです。
個人的意見
人糞を使用したお酒となると、例えニオイや味が気にならなくても、やはり抵抗はありますねー。
と、ここまで散々、ネガティブな内容になってしまいましたが、別に私はトンスルのことをバカにしたり批判をするつもりはありません。
日本でも古くは農業で人糞を堆肥と使用していましたし、飲尿健康法を日本でも(極一部の人ですが)実践している人もいます。
>>>飲尿健康法とは【無限の可能性】を秘めた尿療法が凄い!?
また数ある漢方薬の中には、人糞を使用したものもあります。
薬用目的で人糞を使用することは、漢方の世界では特別珍しいことではありません。
だから私はトンスルをバカにしたり、批判をするつもりはありません。
ただ受入れることはできないため、ネガティブな内容のまとめとなっています(笑)
まとめ
私自身、真実を勘違いしていました。
- トンスルは薬用酒であるため、嗜好酒とは違ってガブガブ飲んだりはしない
- 韓国内でも飲んでいる人は極一部
これらが本当だとしたら、必要以上に蔑視しなくても良いのかも知れません。
(飲めって言われても断るけど)
この記事をきっかけにその辺りの誤解が解ければ、この記事をまとめた甲斐があります(笑)
ちなみに【トンスルと松本潤】の関係を調べている人が一定数いるようですが、調べてみると『松本潤さんが健康の為にトンスルを愛飲している』という噂があるようです。
ただこれに関しては信憑性のあるデータが全く出てこなかったので、デマである可能性が高いですね。