お酒を楽しむのに欠かせない炭酸水。
割物として重宝します。
そんな炭酸水ですが、トニックウォーターというものもありますよね。
「同じただの炭酸飲料なのでは?」と思う方も多いかもしれませんが・・・
このトニックウォーターと炭酸水の違いを解説できますか?
実はトニックウォーターと炭酸水は全く違う飲み物。
トニックウォーターとは、ほろ苦さとさわやかな風味を併せ持った炭酸飲料。
お酒は含まれておらず、そのまま飲んでも美味しい飲み物なんです。
詳しく見ていきましょう。
それでは、
トニックウォーターとソーダ水の違い|炭酸飲料はカクテルに欠かせない!
についてお送りします。
トニックウォーターとは
トニックウォーターについて詳しく見ていきましょう。
ほろ苦さとさっぱりした風味が特徴
トニックウォーターとは、炭酸水に柑橘やハーブ類から抽出したエキスや糖分を配合した炭酸飲料のこと。
ほろ苦さと柑橘のさっぱりとした風味が特徴です。
ほろ苦い味はハーブの風味
トニックウォーターの苦さはキナという植物に含まれるキニーネという成分によるもの。
トニックウォーターは元々、イギリス人がマラリア予防や健康のために開発した飲料でした。
それがいつの間にかアメリカで食前の飲み物として親しまれるようになり、カクテルに用いられるように。
日本で現在販売されているものはキニーネが配合されていないものがほとんどですが、キニーネに似たほろ苦さが風味づけられています。
トニックウォーターの使い方
トニックウォーターはお酒は入っていないただの炭酸飲料なので、もちろんそのままでも飲むことが可能。
ただの炭酸飲料として飲んでも、ほろ苦さとさわやかさがマッチした美味しい飲み物として楽しむことができます。
柑橘やハーブなどのエキスを使用して作られているトニックウォーターは、商品によって甘さや風味が様々。
好みの味のものを探してみると良いでしょう。
コカ・コーラ カナダドライ トニックウォーター 炭酸水 ペットボトル 500ml×24本
トニックウォーターとソーダとの違い
先程ご説明した通り、トニックウォーターには甘味や風味がつけられています。
しかし、ソーダはそうではありません。
- トニックウォーター→甘みや果物の風味がつけられている
- ソーダ(炭酸水)→水に炭酸ガスを注入したもの(無味無臭)
簡単に表現するとこのようになります。
よって、お酒にトニックウォーター特有の風味をつけたいかそうではないかで、ソーダとトニックウォーターを使い分けるのが良いでしょう。
トニックウォーターを使用したお酒
ここでは、トニックウォーターを使用した有名なカクテルをご紹介します。
ジントニック
ジンをトニックウォータで割り、ライムやレモンを添えたもの。
ジンとトニックウォータを混ぜたところ、意外と美味しかったことがきっかけで生まれた世界的に人気なカクテル。
さっぱりとした味わいが特徴です。
スプモーニ
カンパリとグレープフルーツジュース・トニックウォーターを混ぜたもの。
スプモーニとはイタリア語で泡立てるという意味。
甘みの中にほろ苦さがある、さわやかな味わいのカクテルです。
マリブサーフ
ココナッツリキュールであるマリブと、ブルーキュラソー・トニックウォーターを混ぜたカクテル。
ココナッツの風味による南国風の味わいが楽しめるカクテルです。
ウォッカトニック
ウォッカをトニックウォーターで割り、ライムを添えたもの。
ジントニックよりもさらにスッキリとした味わいが楽しめます。
まとめ
トニックウォーターとソーダの違いは、甘みや風味がつけられているかどうかということ。
普通の炭酸水にはない独特の苦みや果物の風味があるトニックウォーターは、炭酸飲料の1つとして飲んでも美味しくいただくことができます。
メーカーによってつけられている風味が変化するので、自分好みのトニックウォーターを見つけられると良いですね。