よく「ビールは好きだけど、日本酒は飲めない」という話を聞きます。
- お酒の味が強くて苦手
- アルコール度数が強いから悪酔いしそう
- 臭いがキツイ
- etc
このように理由は様々です。
でもこういうのっておそらくですけど、安い日本酒を飲んでトラウマになってしまったんだと思うんですよ。
私自身も飲み始めの頃がそうでした。
安居酒屋の安い冷酒を飲んで悪酔いしたり、コンビニで安いワンカップを買って悪酔いしたり。
初心者の方にはそんな思いをしてもらいたくありません。
なので飲みやすさを重視してランキングしました!
何から飲めば良いのかわからない方は必見ですよ♪
初心者でも美味しく飲みやすい!人気のおすすめ日本酒ランキング
日本酒は銘柄が非常に豊富です。
また、同じ銘柄の中でも「純米」や「大吟醸」などの特定名称の違いで、価格や味わいが変わります。
このよく分からない取っ付きにくさも、日本酒初心者がなかなか踏み出せない原因の一つですよね。
そんな中から日本酒初心者が最初に飲むのにおすすめなものと言えば・・・
「純米吟醸」か「純米大吟醸」で決まりです。
簡単に味を表現すると・・・
「米の旨みを楽しめて、スッキリした口当たり」という感じ。
今回のランキングも、純米吟醸と純米大吟醸から選びましたので、ここから世界を広げてみてください♪
ただし、ひとつ難点をあげると・・・
ハイランクなので、ちょっとお高いということ^^;
「あまりお酒にお金をかけたくないよ!」って方にとっては、そもそも日本酒は向かないのかもしれません。
美味しいチューハイなどを飲んでいた方が、安くて無難でしょう。
安くてうまい!チューハイまとめ
そうではなく「少しくらい高くても美味しい日本酒を飲んでみたい!」という方だけ是非ご覧ください^^
とはいえ、お手頃な銘柄を選んでいますからご安心ください(笑)
特に一位はコスパ最高な銘柄を選びました♪
第5位:フルーティで飲みやすい日本酒「紀土 純米大吟醸」
- 参考価格:720ml/1,400円~、1,800ml/2,800円~
- アルコール度数:15〜16度未満
- 産地:和歌山県
「このスペック、この味で、この価格 はっきり言って安いです。」と酒造が豪語する自信作。
おだやかで優しい、メロンやマンゴーのように華やかな香り。
ふっくらと優しいのに、深みのある味わいは格別!
「次世代のスタンダード」になる酒を作るべく、飲みやすさや口通りの良さを大切に酒造りをしています。
癖の無いさっぱりとした、やや甘口のお酒です。麹の風味が少ないので、日本酒が苦手な方でも飲めそうです。
価格からすると、信じられないほどクオリティが高いです。
私は常温か冷やして飲んでいますが、口当たりの良さ・香りのどちらも良好です。
お勧めですよ!
引用元:amazonレビュー
レビューでも、大絶賛の逸品です。
これなら初めての人でも手を出しやすいはずよ^^
ただし、まだ新しいお酒で少しマイナーな銘柄です。
スーパーや酒屋さんでは見かけることは少ないかも知れません。
第4位:白ワインの如き華やかさ「醸し人九平次 純米大吟醸」
- 参考価格:720ml/1,950円~、1,800ml/3,900円~
- アルコール度数:16〜17度
- 産地:愛知県
「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」 はまるで、白ワインのような日本酒です。
濃厚でありながらも繊細で、グレープフルーツやメロン、白い花の香りなど様々な香りと味わいが口の中に広がります。
その実力は、パリの三つ星レストランなどでも使用されるほど。
白ワインのようでいて、白ワインでは出せない米の旨みを感じられます。
その味から、ワイン好きの女性にも人気が高いんですよ。
和食はもちろん、イタリアンと合わせて飲んでも楽しめる日本酒です♪
第3位:万人受け間違いなし「八海山 純米吟醸」
- 参考価格:720ml/1,850円~、1,800ml/3,650円~
- アルコール度数:15.5度
- 産地:新潟県
日本酒を飲まない人でも、名前は聞いたことがあるのではないでしょうか。
日本酒好きに高い人気を誇っていますが、初心者でも飲みやすいんですよ♪
スッキリとした淡麗辛口の味わいの中に、純米吟醸の凛とした上品さが表れます。
新潟のお米の旨みと、上質な水のまろやかな喉ごしを感じられる日本酒です。
食中酒にもピッタリなので、美味しい料理と一緒に楽しんでください。
「試してみたいけど、飲みきれるか不安」という方にはこちらがおすすめ♪
お試しや飲み比べに人気の、180mlのミニサイズボトルです。
ひょうたんボトルがとっても可愛らしいですね♪
八海山についてもっと詳しく
第2位:誰が飲んでも美味い!を目指す「獺祭 純米大吟醸45(50)」
※2019年3月獺祭50は獺祭45へ変更されました
厳密にいうと、ものが違いますが・・・
3月18日から精米歩合を5%削った、獺祭45へと変更がありました。
2019年4月1日より、獺祭50の精米歩合を5%下げて、獺祭45に変更いたします。
精米歩合23%、39%、50%とある獺祭シリーズの中で、獺祭50は気軽に飲めるスタンダードなお酒で、一般的な酒蔵でいう普通酒の様な存在です。 ですが、気軽なお酒だから品質はそれなりで良い、安定した品質のものを効率的に作ろう、とは私たちは思っていません。
お客様に口にして頂く機会が一番多い獺祭だからこそ、昨日より少しでも美味しく、私たちの理想とする味わいに少しでも近づけたいと思っています。そのための手段として、今回さらに5%磨く事を決断しました。5%違うことで、味わいの繊細さ、きれいさがはっきりと増しています。
この変更は、私どもの規模が小さいうちは、製造原価が吸収しきれず、現実的に不可能でした。年間35000石以上の純米大吟醸を作り、精米歩合分を吸収できる今だからこそできる変更と考えております。
獺祭45を引き続きご愛顧いただけますようよろしくお願いいたします。
引用:獺祭50を獺祭45に変更いたします。
- 参考価格:720ml/1,550円~、1,800ml/3,080円~
- アルコール度数:16度
- 産地:山口県
「誰が飲んでも美味しいお酒」を目指して作られているのが獺祭です。
雑味がなく口当たりの良い味わいは、日本酒初心者でも飲みやすいと好評!
酒特有の嫌な後味を感じさせずに、米の旨みと華やかな香りを残してくれます。
実際に、日本酒初心者の友人は獺祭で日本酒にハマリました(笑)
一時期は希少さからプレミアがつき価格が跳ね上がってしまいましたが、いまは大分落ち着いてきています。
ですが、店頭だと普通にボッタクリ値段少々お高いお値段の場合がありますから、飲みたいと思った時にはウェブでチェックした方が良いですね。
私も非常に好きな銘柄の一つで、1位にしようか迷いました!
第1位:コスパ最強で美味しい!「上善如水 純米吟醸酒」
- 参考価格:720ml/1,300円~、1,800ml/2,600円~
- アルコール度数:14〜15度
- 産地:新潟県
「上善如水」は「じょうぜんみずのごとし」と読みます。
その名の通り、まるで雪解け水のようにピュアな日本酒。
日本酒初心者にも楽しめるお酒として作られています。
まさに水のようにスッキリとした口当たりでいて、飲み込んだ後の舌に米の甘みがほのかに残ります。
そして鼻から抜けていく、優しくフルーティーな香り。
一口、また一口とどんどん進んでしまう、ある意味危険な日本酒です(笑)
このお酒を1位に選んだ理由は、飲みやすさだけでなく、お手頃さもポイントです!
クオリティの割にお安く、コスパが最高に良いんです♪
ボトルのデザインもおしゃれですよね~!
上善如水についてもっと詳しく
日本酒を飲むときは「和らぎ水」を忘れずに!
和らぎ水(やわらぎみず)とは、お酒を飲みながら飲む水、要はチェイサーのことです。
「お酒の途中で水を飲むと、お酒が弱いと思われそう・・・」という考えは捨てましょう(笑)
良い大人は、自分の体に負担をかけずに酒を嗜むものですからね!
和らぎ水には、
- 深酔い、悪酔い、二日酔いを防ぐ
- 舌の感覚を鈍らせず、料理を美味しく味わえる
- 水で一呼吸置くので、飲みすぎない
という、良い効果があります。
日本酒の味は好きだけど、悪酔いするから苦手という方は、ぜひ和らぎ水を試してみてくださいね。
まとめ
日本酒は、一つの銘柄でも様々な種類を楽しめるお酒です。
今回ご紹介した5銘柄の中でも豊富に種類がありますから、気に入ったものがあったなら違うランクのお酒を飲んでみても面白いと思いますよ。
日本酒初心者が知っておきたい知識