食前酒とは、その名のとおり食事の前に飲むお酒のこと。
レストランなどのお店で食事の前に頼むシャンパンやワイン。
そう、あれが食前酒です。
今回は、
- お店でどんな食前酒を頼んだらいいかわからない。
- お店では食前酒をよく頼むけど、自宅で楽しめる食前酒について知りたい。
という方のために、お店でも自宅でも楽しめる、おすすめの食前酒を紹介したいと思います。
というわけで
食前酒におすすめのお酒まとめ|お店でも自宅でも楽しもう!
をお送りします。
食前酒におすすめのお酒
一般的には、
- アルコール度数が高すぎないもの
- 発泡性(炭酸)のもの
- 甘すぎず、すっきりした味わいのもの
が食前酒におすすめとされています。
反対に、
- 甘すぎるお酒
- アルコール度数の高いお酒
は食前酒には向いていません。
甘すぎるお酒は血糖値を上昇させるため、食前酒には不向きです。
また、度数の強いウイスキーやウォッカなどといったお酒は、空腹の状態で飲むと胃へのダメージが大きいので避けた方が良いでしょう。
お店でも自宅でも楽しめる、おすすめの食前酒をいくつか紹介していきます。
定番のシャンパン
シャンパンは食前酒の定番として知られています。
ちょっとした贅沢をしたいときには、自宅で食前酒としてシャンパンを飲むのがおすすめです。
リーズナブルな価格で味にも定評があるシャンパンと言えば、『モエ・エ・シャンドン モエ アンペリアル』。
飲みやすく、とにかくおいしいと評判です。
「高級なシャンパンで豪華にいきたい!」という方はこちらで記事にしています。
>>>シャンパンで豪華に|高級ワイン人気ランキングまとめ
スパークリングワイン
シャンパンよりリーズナブルなスパークリングワインも食前酒の定番。
心地よい炭酸とフレッシュ感を楽しみたい方は、スパークリングワインがおすすめです。
お店で「シャンパンはちょっと高いし・・・」と思ったらスパークリングワインを注文しておけば間違いなしです。
自宅で飲むには『フレシネ コルドン・ネグロ』がおすすめです。
美味しいとの評判に加え、ボトルに高級感があるので、自宅でパーティーをする際など来客があるときに盛り上がりますよ。
ビールも立派な食前酒
クラフトビールをはじめ、ビールも立派な食前酒。
ビールには消化活動を活発にする作用があり、食前酒にぴったりです。
ビールの種類は山ほどありますが、普通のビールではつまらない・・・
そんな方には、ヤッホーブルーイングのクラフトビールがおすすめです。
ただし、おいしすぎるからと言って食前に飲みすぎるのはNGですよ。
ヤッホーブルーイングのクラフトビールについて詳しく知りたい方はこちらから。
参考記事
>>>【香りの13度】が旨過ぎる…『よなよなエール』を最高に美味しく味わう為に
>>>おすすめエールビール|インドの青鬼がうま苦い!まずいとの声の真相とは・・・
>>>『水曜日のネコ』288円もする高級発泡酒の【味の深み】は・・・?
>>>東京ブラック『黒ビール好きも唸る!【旨さの秘密】』とは
食前酒には辛口のシェリー酒
ワインの一種であるシェリー酒。
甘口~辛口まで種類は色々ありますが、食前酒としてよく飲まれるのは、辛口のフィノと呼ばれるタイプ。
ナッツのような香ばしい香り、程よいアルコール(15度)が食欲を増してくれます。
世界のレストランで、食前酒の定番として選ばれているのは『ゴンザレス ティオペペ』。
口当たりがよい一方、アルコール度数は高めなので、お酒の弱い方はたしなむ程度が良いかもしれません。
合わせて読みたい
欧米で人気のマティーニ
欧米では食前酒としてジンとベルモットで作るカクテルのマティーニがよく飲まれます。
ですが、日本人にとって、食前酒に度数が強すぎるマティーニを飲むのはきびしいかもしれません。
「本場の食前酒を体験してみたい!」
という強者はマティーニを食前酒として飲んでみるのもありかもしれません・・・
マティーニの材料であるドライベルモットは『ノイリー・プラット ドライ』がおすすめ。
どんなジンも合うと評判の優れものです。
ちなみに、自宅でマティーニを作る際は冷たさが命です。
私は自宅でぬるいマティーニを作ってしまったことがあり、まず過ぎて飲めませんでした。
マティーニの作り方はこちらで紹介しています。
女性に人気のワイン系カクテル
日本ではワインベースのカクテルが食前酒として人気です。
ミモザ
ミモザはシャンパンベースのカクテル。
オレンジジュースが入っているので、お酒が苦手な人でも飲みやすい。
そのため、ミモザは女性にもおすすめの食前酒です。
ミモザの作り方は非常に簡単。
シャンパンとオレンジジュースを1:1の割合で混ぜるだけで完成です。
自宅でも簡単に楽しめます。
最初から割ってある商品もあります。
キール
キールは白ワインにカシスリキュールを加えたもの。
キールもさっぱりとしていて飲みやすく食前酒におすすめ。
レシピによって、配合の割合がことなりますが、
白ワイン とカシスリキュールを 4:1〜9:1くらいの割合で混ぜれば完成です。
苦いけどハマる薬草系リキュール
疲れた日のお酒には薬草系リキュールがおすすめ。
多少の苦味があるものの、飲んでいるうちにクセになります。
カンパリ
イタリア原産のリキュールとして有名な『カンパリ』。
主な材料はビターオレンジと薬草。
詳しい製法は秘密とされています。
オレンジジュースやソーダ、トニックウォーターと相性がよいです。
薬草系のリキュールならではのドライな味わいが、食欲をそそります。
スーズ
『スーズ』はフランス原産のリキュールで、植物の根が原材料。
消化を促す効果があるとされ、味わいは少し薬草の苦味を感じる程度で非常に飲みやすいです。
栄養ドリンクのような味で、ハマると何杯でもいけてしまいます。
ソーダ割りやトニック割り、グレープフルーツ割りがおすすめです。
まとめ
食前酒におすすめのお酒は数多くあります。
食事を邪魔しないお酒なら基本的にはOKです。
食前酒を飲んで美味しく食事を頂きましょう。
とはいえ・・・
美味しいからと言って食事前に飲みすぎないように注意は必要ですね。