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大手メーカー製造の合成清酒・銘柄4種類まとめ|気になる味は・・・?

その名前から、「不味そう」「体に悪そう」と毛嫌いされがちな合成清酒。

製造元を見ても、あまり耳にした事のないような酒造の名前が多いです。

価格が安く節約にはなりますが・・・

どうしても合成清酒を飲んだ事のない人が飲むには勇気がいりますよね。

私も、合成清酒には良い印象が無いので「そんな得体の知れない酒飲めるか!」なんて思っていたのですが・・・

実は、誰もが知るあの大手メーカーで製造されている合成清酒もあるんです。

「合成清酒を飲んでみたいけど、ちょっと怖い」という人にはおすすめですよ。

そこで今回は、大手メーカーが製造している合成清酒を紹介します。

あなたが愛飲しているあの酒のメーカーも、合成清酒を出しているかもしれません♪

 

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1.利久(りきゅう)|アサヒビール

ビールの製造販売で有名な大手メーカー、アサヒビール。

アサヒはビールだけではなく、様々な酒類を販売しています。

アサヒビールの代表製品

アサヒビールが販売するのは、合成清酒の歴史を語るに欠かせない銘柄「利久」です。

アサヒ合成酒利休 

※ヤフーショッピングのリンクです。Amazon楽天でも販売歴はありますが、2019年8月現在在庫切れ中です。

  • 容量:1,800ml
  • 度数:15度

現在の利久の元は、1924年に理研酒工業から製品化された「理研酒『利久』」。

生みの親は、合成清酒の開発者である鈴木梅太郎氏です。

理研酒工業は、戦後の1955年(昭和30年)に協和発酵工業に吸収合併。

2002年に酒類事業が協和発酵工業からアサヒビールへ譲渡され、現在もアサヒビールで販売されています。

店頭ではもちろん、ネットショップでもなかなか手に入らない希少な酒です。

食糧難や戦後の苦しい時代にも、「楽しみは忘れまい」と造られていた時代を感じられる酒・・・

もはや、味が気になるよりもロマンを感じますね。

家での晩酌も良いですが、ちょっと小汚い居酒屋で一杯やりたいなぁ。

 

2.春鷹(はるたか)|宝酒造

焼酎や日本酒だけでなく、本みりんや料理酒などでも有名な宝酒造。

こちらの老舗も合成酒を販売しています。

宝酒造の代表製品

宝酒造が販売するのは、ちょっと珍しいワンカップの合成清酒「春鷹」です。

  • 容量:180ml
  • 度数:15度

ワンカップの合成清酒とは、嫌な予感しかしませんが(笑)

「さっぱりしていて意外といける」という声も!

近所ではあまり見かけませんが、鹿児島など一部地域では手に入れやすいようですね。

クセが少なく風味豊かで、酔い心地の良い合成清酒です。

※2023年5月現在、ワンカップタイプと紙パックタイプは終売のようです。

 

もちろん大容量の1,800mlもあるので、タップリ使う人にはこちらがおすすめ。

  • 容量:1,800ml
  • 度数:15度

ちなみに、宝酒造は他にも2種類の合成清酒を販売しています。

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平安絵巻は、スーパーなどでも見かけますね。

 

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3.四方春(よものはる)|サッポロビール

黒ラベルやYEBISU(エビス)などを製造する大手ビールメーカー「サッポロビール」。

アサヒと同じく、様々なお酒を販売しています。

サッポロビールの代表製品

ビールのイメージが強いですが、実は合成清酒も販売しているんです。

  • 容量:1,800ml
  • 度数:15度

その名も「四方春」。

俳句や川柳の季語で”新しいことの始まり”や”幸せ”などのおめでたい意味があります。

祝いの席で振る舞う料理の隠し味に使っても素敵ですね♪

クセが少なく、まろやかで清酒のようにスッキリとした風味を楽しめますよ。

紙パックとペットボトルで選べるのも嬉しいポイント。

 

4.元禄美人|オエノングループ

1924年に設立されたオエノングループは、日本酒製造の子会社を束ねる持株会社。

多くの種類の酒を販売し、合成清酒のシェアのトップとも言われています。

オエノングループの代表製品

  • 鍛高譚(しそ焼酎)
  • 電気ブラン(リキュール)
  • グランブルー(焼酎)

「元禄美人」はオエノングループの母体会社の「合同酒精」が作る合成清酒です。

  • 容量:1,800ml
  • 度数:12〜13度

スッキリ淡麗で、爽やかな飲み心地が特徴の元禄美人。

合成清酒の中でもロングセラー商品で、スーパーなどでも手に入りやすいことからリピーターも多い製品です。

私の近所のスーパーにも元禄美人が売っていたので、早速飲んでみました♪

元禄美人を実際に飲んだ感想

封を開けてお猪口に注ぐと、甘いアルコールの香りがします。

しかし、いざ飲もうと口を近づけると匂いが一切しない。

香りが・・・消えた・・・

味わいは薄いのに、なんだか色々な味が口の中に広がります。

色々な味が口の中で喧嘩ををするけど、全部が勝っちゃって無駄に残る感じですね。

まぁ、想像よりは飲めますが・・・

アルコールも妙に強く感じるし、飲み続ける気はしません。

直後に久保田千寿で口直しをしましたが、アルコールが強くても旨みが全く違います。

今は料理酒として使っていますが、料理酒としては良い仕事をしてくれますよ♪

飲み続けると慣れそうな気もしますが・・・好き嫌いは分かれそうですね。

 

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まとめ

元禄美人で痛い目にあいましたが、料理酒が切れたらまた合成清酒を買うつもりです。

「次こそは、美味い合成清酒に出会えるかも!」と宝探しのような気持ちですね。

不味かったら料理酒にできますし、価格が安いからこそ楽しめる冒険です(笑)

しかし、利久はちょっと飲んでみたいなぁ。

うーん・・・酒の世界は奥が深い!

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