日本酒まとめ

獺祭14種類【ランク&価格】まとめ『おすすめ人気はやっぱり・・・!?』

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獺祭 種類 ランク

2ヶ月位前のことですが、学生や宴会向けの安い居酒屋に行った時のこと。

壁に貼られた『獺祭(だっさい)あります』の文字を見て驚きました。

え、こんなところでも飲めるの!? と。

 

あからさまにそこだけ、安居酒屋ではないお値段。

一合で1500円くらいしていたと思います。

飲み会の席(割り勘)だったため、注文はしませんでしたが……。

 

ちなみに獺祭が高い理由は至極真っ当なものです。何故なら純米大吟醸酒しかないから!

純米大吟醸酒は、獺祭のみならず、日本酒の中で一番グレードが高いものです。

日本酒の種類が深すぎる!!【違いの分かる】酒飲みになろう!

 

いやぁ、しかし驚きました。

獺祭が高いのは知っていましたが、それ以上に「手に入らないもの」「出回らないもの」と勝手に思い込んでいたからです。

 

流通について調べてみると、一時期よりも大分、落ち着いて手に入りやすくなっていることに気付きました。

それどころか、すごくユニークな獺祭も発見してしまったのです!

 

特に、私のように色眼鏡で見ていた人には、是非知って欲しい。

  • そんな造り方が!?
  • そんな理由が!?

とワクワク出来ますから♪

 

話題のお酒だけど、どれを選んだらいいのかわからない人や、プレゼントで迷っている人。

日本酒にあまり馴染みがない人も、ちょっと立ち寄ってみて下さい。

獺祭の人気の理由や、評判の良さに納得できるかもしれません!

 

※少し前置きのウンチクが長くなりますので、ラインナップをすぐ見たい方は目次からどうぞ!定番はもちろん、ちょっとレアなものまでご紹介します!

というわけで
獺祭14種類【ランク&価格】まとめ『おすすめ人気はやっぱり・・・!?』
をお送りします!

 

 

酒米と精米歩合についての補足

日本酒に馴染みがない人には、ピンと来ない部分があると思いますので、少し補足します。

※酒米や精米歩合について知っている人は、飛ばして下さい。

 

日本酒は酒米と呼ばれる、酒造りに適したお米から出来ています。

酒米を精米していくことによって、穀物とは違う香りや味わいが出てくるのが特徴です。

どんな酒米を使うかによって、お酒の性格が決まります。

 

山田錦は酒米の王様とも言われ、芳醇な香りやコク深さが出ることでも知られています。

その反面、栽培が難しく、栽培する農家も昔は少なかったため、酒米自体の値段も高かったそうです。

 

その酒米も、そのまま使うのではなく、精米してから使うのが日本酒です。

というのも、酒米は外側を削り、中心に近づくにつれ、雑味が消え、綺麗な味わいへ変わっていく性質があるからです。

 

この精米の加減を、精米歩合として表記されます。

精米前を100%とし、精米で削ったあとに残った部分を%で表示します。

 

精米歩合と酒造方法により、名乗れる特定名称があります。

それが吟醸酒や、大吟醸酒といったものです。

醸造アルコールの添加がない場合は、「純米」の冠が付くなど、細かく設定されています。

 

大吟醸酒と名乗るには、まず精米歩合が50%以下という基準をクリアしなければなりません。

単純に言えば、半分以下の大きさまで削っているわけです。

(※精米歩合以外にも、大吟醸酒の条件はあります)

 

そのクラスまでくると、精米は「磨き」表現されるほど、高い技術力が必要となります。

 

ちなみに大吟醸の精米歩合が50%「以下」というのもポイントです。

極端な話、磨けるのならいくらでもいいのです。

 

獺祭の看板である『磨き二割三分』は精米歩合23%、つまり77%も削った山田錦を使っています。

獺祭の特徴である、果物を彷彿とさせる香りや、甘味と酸味の絶妙なバランスもまた、磨き抜いた山田錦を使っているからでしょう。

 

もちろん酒造りには精米だけでなく、最後のビン詰めに至るまで、様々な過程があり、手間暇がかかっています。

大吟醸酒の値段が高くなる所以は、そういったコストと時間がかかっているためです。

 

年商100億円超え!倒産寸前から始まった旭酒造

「獺祭」を造っている旭酒造についてお話します。

社長の経営手腕が話題になり、ドキュメント番組(カンブリア宮殿)でも取り上げられた酒造会社です。

日本酒自体に興味がない人でも、獺祭が生まれた背景や、経営方針を楽しめるかもしれません。

 

旭酒造の経営難が獺祭を産みだした

日本酒の国内での消費率は年々右肩下がりです。

1975年が消費のピークで、その後回復しないまま、35年で、なんと3分の1まで落ち込みました。

ピーク時は全国に3000以上あった蔵元が、半数以下まで廃業してしまっています。

 

今でこそ獺祭で注目を集めている旭酒造も、その煽りを受けていた時期があります。

1984年、旭酒造の社長の桜井氏が34歳で父親の後を継いだとき、事実上の倒産状態、廃業寸前だったといいます。

その当時の売り上げは、前年比85%(9700万円)だったそうです。

 

2016年の決算(9月期)で、108億の売上高を誇る酒造会社とは、とても思えませんよね。

特に2016年は前年と比べ、倍近い売上高を計上しています。

 

そんな旭酒造は、山口県の岩国市にある蔵元。

桜井氏が継いだときは、岩国4番手と言われ、規模も小さい蔵元でした。

 

その頃の旭酒造の主戦力は『旭富士』という銘柄の普通酒です。

悪化していく業績に対し、桜井氏は「なぜ売れないのかを突き詰めて考えた」と言います。

求められている酒は、『酔うため売るための酒 』 ではなく、『味わう酒』ではないのか。そのためには酒の質を追い掛けていくしかないんじゃないか、と思うようになった。それが大吟醸酒だった。

http://www.nippon.com/ja/features/c00618/より引用

 

この考えの元、完成したのが純米大吟醸酒「獺祭」です。

 

容易ではなかった大吟醸酒への道

吟醸ブームと呼ばれる現代。

吟醸、大吟醸はどれも似たような味、なんていう声もあります。

 

しかし、獺祭が販売されたのは1990年。

今から27年も前のことです。

※2017年11月現在より数えて。

 

しかも当時の旭酒造は、吟醸酒を造ったことがなかった!

旭酒造は規模こそ小さかったものの、江戸時代から200年続く酒蔵です。

それでも、吟醸酒は初めての取り組み。

しかも目指しているのは「純米大吟醸酒」です。

 

獺祭は、6年もの時をかけ、試行錯誤を繰り返した末に完成したのです。

 

その時代に「量よりも質」を掲げ、吟醸酒を造りに取り組む。

業績は不振なままなので、成功しなければ壊滅的な打撃を受けていたかもしれません。

 

獺祭は完成しましたが、それだって売れなければダメですよね。

純米大吟醸酒は、原価も高く、コストもみっちり詰まっています。

 

桜井氏は、地元では食っていけないと考えて、東京進出を図り、ドブ板営業から始めたと言います。

「獺祭」を一躍スターダムにのし上げた手腕は、見事という他はないでしょう。

 

ちなみに1990年に販売された獺祭は、精米歩合50%と45%のもの。

旭酒造は、日本で最高の精米歩合による、酒造りを目指し……。

1992年には『獺祭 磨き二割三分』を販売。

今や獺祭の看板になっています。

 

当初かかった7日間(168時間)という精米時間は、今もほとんど変わりがないそうです。

 

地ビールの大失敗が、今の旭酒造を造った

獺祭が軌道に乗り始め、順調に思われた1998年、旭酒造は再び倒産の危機を迎えます。

 

その頃の酒蔵では、一般的に杜氏を棟梁とした蔵人が酒を仕込んでいました。

酒造りは農家の出稼ぎで賄われていました。

蔵元はその酒を販売する側です。

 

ですが農村の高齢化が進むにつれて、杜氏制度の存続が危うくもなっていき・・・。

酒造りは冬の仕事であるため、正社員として若手を雇おうしても、夏は仕事がありません。

 

その解決策として手を出したのが地ビールとレストラン経営です。

当時は地ビールに参入するなら、『飲食店を持たなければならない』という決まりがあったのです。

 

夏は地ビールを造り、冬は日本酒を造れば、若い人を雇える。

将来的に酒蔵が自社で生産する形がとれると目論み……

 

結果は大失敗。

当時の年商と同等の1億9千万の損害です!

 

それにより、経営危機説が流れ、杜氏が翌年酒造りに来なかったのだとか。

桜井氏は、数日後「自分たちで造る」と決断し、杜氏制度を廃止します。

酒造の社員と共に酒造りを開始し、結果としてそれが功を奏しました。

 

冬だけでなく、1年を通して造る四季醸造も始めます。

生産量も上がり、品質上の問題にもすぐに対処できるようにもなっていきました。

 

地ビールの失敗を受け、桜井氏は、こう語りました。

「何よりもやっぱり酒蔵をやりたい、酒蔵で成功することが一番やりたいことだと思い知った」

 

通人だけがわかる美味しさは要らない。

誰が飲んでも美味しい酒を造ることを理念とする旭酒造。

現在は磨きだけでなく、違った方向からアプローチをし、様々な獺祭のスタイルを見せています。

 

特定名称なんて要らないんだな、と思わせるものさえもあります!

とてもワクワクしませんか?

そんな美味しさにこだわり抜いた「獺祭」のラインナップを紹介します。

定番になったものから、一風変わったものまでありますので、ご堪能下さい!

 

獺祭レギュラーライン3種+セット

始めに書いておきます。

獺祭のシリーズは基本、純米大吟醸しかありません。

(改めて書くと、ものすごいインパクト……)

 

そして原材料である酒米は、山田錦のみ。

掛米も同様です。

 

ですので、説明部分は別として、商品情報には特定名称、精米歩合、原材料は載せません。

重複しまくりで、意味がありませんから……。

精米歩合も、商品名としてそのまま使われています。

 

獺祭の定番ラインナップは、サイズが細かく分かれているのも特徴です。

高くて上等なランクの物でも、少量詰めの物を選べば気軽に買いやすいですし、消費者としては嬉しい部分ですね。

 

価格は720mlの希望小売価格で掲載していきます。

通販サイトで購入するときは、希望小売価格が最低価格程度と思って下さい。

獺祭 純米大吟醸50

旭酒造の躍進のとば口を開いたお酒。

獺祭の原点です。

 

酒米の王と呼ばれる山田錦を50%まで磨き、醸した(かもした)純米大吟醸。

繊細な香りとフレッシュな香り。

柔らかい口当たりが特徴。

 

サイズが180ml~1.8Lの中で4種類もあるので、初めての人も選びやすいでしょう。

箱入りのものも、300ml、720ml、1.8Lと3種類あります。

 

  • 商品名:獺祭 純米大吟醸50
  • 価格:720ml/1,539円(税込)

 

獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分

商品名にもあるように、39%の精米歩合での純米代吟醸酒です。

 

華やかな香りが立ち上るお酒。

口に含んだときに、はちみつを思わせる甘さとコク。

長い余韻も相まって、綺麗さとともに奥深さも感じられるでしょう。

 

サイズは4種類。

箱入りは720m、1.8Lの2種類あります。

 

三割九分は、異物混入により自主回収された経緯があります。

通販サイトでは、その旨が書かれたものが見受けられます。

 

既に自主回収は終了しています(2017年3月)し、市場にはもうないと思いますが、念の為、書いておきます。

対象となっていたものは、磨き三割九分の720mlで、ロット番号16・10・Dです。

もしも購入した商品が該当のものなら、下記から問い合わせを。

https://www.asahishuzo.ne.jp/info/information/item_2716.html

 

オークションなどで購入する際には注意が必要かもしれませんね。

 

  • 商品名:獺祭 純米大吟醸 磨き三割九分
  • 価格:720ml/2,418円(税込)

 

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

獺祭の名を広め、今も各マスメディアで取り上げられているお酒。

誰が飲んでも美味しいと思えるお酒を目指し、それを叶える形として生み出されたものです。

 

旭酒造が追求した、理想の形のひとつ。

果実を思わせる香りや甘味、コク、余韻。

そのバランスの良さは折り紙付き。

 

公式サイトでも、このように取り上げられています。

あるバラエティ番組でこの獺祭磨き二割三分が取り上げられたことがあります。番組の性格上肩の凝らない企画で、三種類のお酒の中からどれが本物の獺祭か当てると言う、よくワインであるようなお笑いあり引っ掛けありの本物当て企画でした。この放送の中である女性タレントが、「このお酒は私が今まで飲んだ日本酒のように「ウガッ」とならないから、これが本物の獺祭」と見事に当ててくれました。私達がいつも話している「良いお酒は飲んだらパッとわかるんですよ。通でなければ理解できない酒なんてないですよ」と言う言葉を立証してくれる言葉でした。だけど、それより興味深かったのは他のあるタレントが話した「このお酒は最初それほどでもなかったけど二口・三口飲むうちに段々美味しさが分かってくる」と言う言葉でした。私達は獺祭磨き二割三分に表面的な美味しさも勿論求めますが、深いところで様々な表情を見せる、そんな奥深い美味しさを求めて努力しています。
どうかゆっくり飲んでください、ゆっくり楽しんでください、獺祭磨き二割三分は様々な表情と魅力を貴方に見せてくれることと思います。

獺祭公式サイトより抜粋:https://www.asahishuzo.ne.jp/dassai/story.html

 

正に『良いお酒』というフレーズがピッタリの銘柄だと言えましょう。

『ゆっくり楽しむお酒』と言えますね。

 

サイズは4種類あり、180ml(一合)で1,458円。

……うん。

買ったら、ゆっくりと味わいますね、絶対!

 

プレゼントや贈答には、デラックス箱入りと木箱入りがあります。

サイズが若干違います。

 

デラックス箱入りは、180ml、720ml、1.8L。

木箱入りは300ml、720ml、1.8Lです。

 

  • 商品名:獺祭 純米代吟醸 磨き二割三分
  • 価格:720ml/5,142円(税込)

 

獺祭 おためしセット 180ml×3本

もちろん人の味覚はそれぞれです。

二割三分よりも50の方が好きな人もいますし、三割九分がちょうどいいと感じる人もいます。

 

自分にとってどの獺祭が美味しいのか。

飲み比べて違いを知りたいという人のために。

 

磨き別の3本セットがあります!!

50、三割九分、二割三分の180mlが一本ずつ入ったセットです。

箱入りが標準なので、プレゼントとしても使えます。

50から飲んでいきたいですね~。

 

  • 商品名:獺祭 おためしセット180ml×3本
  • 価格:2,700円

 

遠心分離システムを使った獺祭2種

日本酒を造る工程の中で、「上槽」というものがあります。

精米された酒米は、仕込み水や酵母菌の働きで溶けて、醪(もろみ)へ変わります。

この醪を搾って、透明なお酒と粕に分けるのが上槽です。

 

その手法は大きく分けて4つ。

中でも、香味を良く仕上げる方法が「遠心分離機」を使った搾りです。

 

遠心分離の仕組みは、皆さん理科の授業でもやったと思います。

水を入れたバケツを回すと水が零れない、というもの。

遠心分離機に醪を入れて高速回転させると、粕とお酒が比重の違いにより分離します。

 

圧力をかけて絞るやり方ではないので、きれいなお酒になること。

酒袋特有の匂いがつかない、吟醸香が飛ばない、品質にばらつきがでない等のメリットがあります。

いかんせん、機械が高額であること、非常に効率が悪いことがデメリットとしてあります。

 

遠心分離機を導入してお酒を造っている会社は、現在は旭酒造を入れて6社ほどしかありません(2017年)。

旭酒造が一番手で導入しています。

 

導入の理由として、

新酒鑑評会は、コンテスト用に特別に絞られた、市販品とはかけ離れた酒で競われる面がある。そんな優れた酒なら審査員ではなくお客様にこそ飲んでいただきたい。

(公式サイトより要約)

 

個人的にとても納得した反面、すごいことを書くな、と度肝を抜かれました。

「出品用と同レベル以上の酒」というコンセプトのもと造られた獺祭。

とても興味深いですね。

 

獺祭 磨き三割九分 遠心分離

39%まで磨いた山田錦と、無加圧による搾り。

純米大吟醸の醪が持つ、本来の香りやふくらみが、崩れることなく表現されているそう。

 

ノーマルな「三割九分」との違いを飲み比べたい一品。

サイズは2種類(720ml、1.8L)で箱入り。

  • 商品名:獺祭 磨き三割九分 遠心分離
  • 価格:720ml/3,780円(税込)

普通の三割九分よりも、1.5倍程度高いお値段になっています。

 

獺祭 磨き二割三分 遠心分離

磨き二割三分をさらに高めたお酒。

遠心分離機を使った「いやなところが何もない酒質」と、通常の搾りで生まれるパンチさを加えたもの。

 

華やかさと繊細さ、複雑であり奥行きがある味わいを表現。

サイズは2種類(720ml、1.8L)で箱入りが標準です。

 

  • 商品名:獺祭 磨き二割三分 遠心分離
  • 価格:720ml/8,100円(税込)

やはり通常品よりも1.5倍以上のお値段になっています。

 

日本型高級酒『獺祭 磨き その先へ』

美味しさを追求し、抜きん出た高精米によって名を馳せている獺祭。

その獺祭を追うように、他の酒造会社も高精米による吟醸酒を打ち出しています。

 

先駆者として安寧することなく、10年間の構想と開発時期を経て、販売へと至ったのが「その先へ」

 

このお酒、精米歩合は非公開です。

「磨き二割三分」の完成形ではなく、二割三分を踏まえた上で、別の方向を目指したそう。

使っているのが山田錦であること以外は伏せられた、非常に気になるお酒です。

 

23%より磨いても、求める美味しさはない、という意味なのか。

はたまた、数字では表せない独自の手法が秘められているのか……。

 

「その先へ」は2012年末から販売されたようで、2013年に開かれた記者会見のテイスティングでは、

  • 「二割三分よりも少し落ち着いたハーブのような美しい香り」
  • 「綺麗で複雑性のある味わい」
  • 「長い余韻」
  • 「口に入れた瞬間にうまみが広がる」

などのコメントがありました。

 

ちなみに「その先へ」の誕生は、流通方面から「さらに高価格帯のお酒を出せないか」と打診されたのがきっかけでもあったそう。

「磨き二割三分を、より多く売るには、さらに高価格のものがあった方が早道だ」と言われ、桜井氏も、

販売戦略としては「その通りだと思う」としながらも、

中身はそのままでパッケージだけ変えて、高く売るのは簡単だが、そうやって獺祭をマーケティングの道具にはしたくなかった。
お酒に高価格をつけるなら、それに見合うスタイルや品質がなければ、

とも。

 

結果、値段に相応しい中身を兼ね備えた「その先へ」が誕生したというお話。

何がびっくりしたって、販売戦略をはっきりと載せているところです。

 

ちなみに「その先へ」の魅力がくっきり感じられる方法として、先に「磨き二割三分」を1~2杯飲むことがおすすめされており……。

「その先へ」の単体売りと、「磨き二割三分」とのセット売りがあります。

 

いやもう、お見事です。

だってセット売りを買いたくなりますよね。

3万超えですが……。

 

人生の節目のようなプレゼントには良いと思います!

還暦祝いや、退職祝い。

お酒が飲める夫婦なら、銀婚式や金婚式にもいいですね。

しっとりした雰囲気でお祝いできそうですよ。

 

  • 商品名:獺祭 磨き その先へ
  • 価格:720ml/32,400円(税込)

 

  • 商品名:獺祭 磨き その先へ セット
  • 価格:「その先へ」「磨き二割三分」720ml×2本/37,800円(税込)

 

セット売りがお得に思える私は、販売戦略にやられていますね(笑)

 

女性に大人気! 発泡にごり酒スパークリング3種

近年、女性人気が高いスパークリングな日本酒。

スパークリング日本酒ランキング【女性人気NO1】はアノお酒!!

 

獺祭も磨き別で3種類揃えられています。

にごり酒ならではの米の甘みと、瓶内二次発酵による、きめ細かい泡が特徴です。

どぶろぐ/甘酒/濁り酒【白いお酒の違い】とは?

 

純米大吟醸による、繊細でありながら骨太の味わいと、鮮やかな切れ。

とてもバランスが良い仕上がりです。

 

磨きが高くなるほど値段も上がります。

もちろん香りや味わいも、より繊細さと複雑さが増していきます。

予算や用途に合わせて選んでみて下さい。

 

どの磨きのものも、要冷蔵です。

通販ではクール便を使いましょう。

 

それとシャンパンよりも発泡性が高いため、飲む前に必ず冷えていることを確認して下さい。

開栓時に栓が飛んだり、中身が溢れる場合があります。

急きょ冷やす場合は、氷水を入れたバケツに瓶ごと浸けましょう。

プレゼントで贈るときは、一言添えるといいかもしれません。

 

  • 商品名:獺祭 発泡にごり酒スパークリング50
  • 価格:720ml/1,944円(税込)

※サイズは360mlと720mlで2種類あります。

 

  • 商品名:獺祭 磨き三割九分 スパークリング
  • 価格:720ml/3,348円(税込)

※サイズは360mlと720mlで2種類あります。

 

  • 商品名:獺祭 磨き二割三分 スパークリング
  • 価格:720ml/7,128円(税込)

※サイズは360mlと720mlで2種類あります。

 

見つけたら買いたい! ユニークな獺祭5種

販売戦略もさることながら、商品開発の発想がユニークな旭酒造。

公式サイトには載っていない、期間限定品や数量限定品があります。

 

実はそれらを入れると20種類近くあります。

その中で、アマゾンや楽天で手に入るものをピックアップします!

 

獺祭「等外」と「等外23」

2015年から販売され、当時話題を呼んだ銘柄です。

粒が不揃いで処分されてきた「山田錦の等外米」を使用して造られるお酒。

 

獺祭の生産が拡大するにつれ、山田錦の確保が大きな課題となった旭酒造。

栽培する農家にとって、5~10%発生する等外米はリスク。

山田錦の栽培を呼びかけるにあたって、農家だけにリスクを背負わせない、という趣旨のもとに造られています。

 

等外でも35%まで精米することで、「獺祭 純米大吟醸50」と遜色ない品質を実現できるそう。

(現在は精米歩合30%です…!)

 

言われなければ等外米とはわからないと言われ、フルーティな甘い香りと、コクのある味わい。

もちろん獺祭の特徴である、雑味のなさも引き継がれています。

 

ただし味が落ちるのが早く、当初は居酒屋チェーンの「和民(ワタミ)」での限定販売でした。

今は通販サイトでも購入できますよ!

 

追記:先日、新規開店のドン・キホーテで発見♪

買っちゃいました(笑)

感想は・・・「本当に良い酒だなぁ・・・」としみじみと。

いえね、前日行ったお店では、冷酒が一銘柄しかなく、しかも不味かったんです。

それと比べてしまうともう・・・絶品も絶品

等外米だと言って、全く劣っている感じはしませんでしたね。

記事にもしました。

>>>獺祭等外の味は・・・!?【実際に飲んでみた感想】まとめ

 

 

等外米を使用しているため、特定名称はついていませんが……。

そういう括りでは、もう扱えないものですね。

 

現在、「獺祭 等外23」(精米歩合23%)も販売されています。

「等外23」は生酒なので、通販で買う場合はクール宅急便を使用しましょう。

「等外」と「等外23」は少し安いので、ファンも多い銘柄です。

 

<注意事項>

ボトルカラーが緑から黒に変更されている。

(通販サイトでは緑のボトル画像がまだ表示されているところも)

ビン詰めから3ヶ月位での飲みきりを推奨されている。

 

  • 商品名:獺祭 等外
  • 価格:720ml/1,404円

※ビン詰め日(ロット)は、購入サイトで確認して下さい。

 

  • 商品名:獺祭 等外23
  • 価格:2,484円

※ビン詰め日(ロット)は、購入サイトで確認して下さい。

※生酒なので要冷蔵です。

 

獺祭 寒造早槽(かんづくりはやぶね)

完全空調システムが導入され、年間を通して真冬の温度を再現し、新酒を出荷されていますが……。

寒造早槽は冬の時期(寒造り)だけの、本格的な仕込みで造られたお酒です。

 

しぼりたて特有の、フレッシュさとフルーティさが楽しめます。

アルコール分が16~17%やや高く、重厚さがあるのも特徴。

安すぎるとも言われるほど、品質が良い銘柄です。

 

商品の表記に「48」の数字が使われることが多いのですが……。

この数字は、「獺祭50」と「磨き三割九分」が8:2でブレンドされているからです(結果48%)。

※正式な精米歩合50%です。

 

しぼりたての生酒なので、早めに飲みきるのがおすすめ。

保管は冷蔵庫で。通販の場合はクール宅急便で。

 

  • 商品名:獺祭 寒造早槽
  • 価格:720ml/1,695円~

※通販サイトによって値段が若干違います。

※商品名の表示や並びがサイトによって異なります。

(純米大吟醸が入る、しぼりたての文字が入る等)

※サイトによってボトルの色がだいぶ違います。

 

獺祭 磨き二割三分 温め酒

寒い時期にとても嬉しい銘柄です。

以前発売され、好評だったもの。

その名の通り、お燗をすることを前提に考えられた獺祭です!

 

お燗に適した設計で、アルコール度数を14度とやや低め。

お燗の推奨温度は43度くらいです。

 

復活に際してリニューアルもされています。

これまで獺祭50での「温め酒」でしたが、「磨き二割三分」にグレードアップ。

一年間の熟成期間は、変わっていないと思われます。

(2017年11月から販売開始)

 

以前の「温め酒」も評判が良く、お燗して飲むと、なんともいえないまろやかさを感じられたそう。

二割三分の「温め酒」、楽しみですね!

もちろん純米大吟醸酒です。

 

  • 商品名:獺祭 磨き二割三分 温め酒
  • 価格:720ml/5,142 円(税込)

※取扱店が少なく、在庫切れも。

※以前のものとボトルが変わっている。

 

獺祭 磨き二割三分 遠心分離 おりがらみ

旭酒造が毎年、年末限定で蔵出しをする銘柄です。

『おりがらみ』とは、上槽後に「滓引き(おりびき)」しないでビン詰めしたお酒のこと。

遠心分離を使用しているので、一般的なおりがらみとは違う味わいが楽しめるのだとか。

 

新酒が持つ爽やかな香りはもちろん、粗さもなし。

熟成酒に似た、落ち着いたまろやかさが特徴です。

 

ゆっくり贅沢に年越しするのに、相応しいお酒かも。

お歳暮にも良さそうです。

 

2017年は、12月22日入荷予定で、予約を受け付けている通販サイトもあります。

慌ただしくなって忘れる前にどうぞ。

生酒なので要冷蔵です。

 

  • 商品名:獺祭 磨き二割三分 遠心分離 おりがらみ
  • 価格:8,100円(税込)

 

紹介しきれなかった獺祭の一口メモ

ずらずらっと獺祭シリーズを紹介してきましたが……

実は紹介しきれていません。

 

というのも期間や数量限定により、在庫切れが多いからです。

販売店が限定されているものもあります。

 

不意に、販売や生産が再開しているかもしれません。

気になるものがあったら検索してみて下さい。

 

『獺祭 試(ためし)』

「磨き二割三分」の精米で、破砕して小さくなった山田錦を使って仕込んだお酒。等外と同じく清酒扱い。

 

『獺祭 初心』

入社5年目の若手社員がリーダーとなって造ったもの。

 

『獺祭 古酒』

「獺祭50」をウィスキーの様に、貯蔵年数が違うもので何種類かブレンド。琥珀色に近い色合いで、シェリーや紹興酒のような酸味があるとか。

 

『獺祭 純米大吟醸酒45』

「獺50」と「磨き三割九分」をブレンドしたもの(結果が45%)。50と三割九分の中間的存在。

 

『獺祭 磨き三割九分 夏仕込』

8月にしぼりたてを出荷するため、7月に仕込まれる。生酒でとても人気が高い。年1回のみの販売。

 

『獺祭 磨き三割九分 槽場汲み(ふなばくみ)』

毎年3月と10月に発売される。

無濾過の生原酒。

山口県の酒販店に流通していて、県外での取扱いは一部。

「搾りたての新酒を、槽場で汲んで、帰って店で売る」という企画のもと造られている。

 

おわりに

知れば知るほど、獺祭って面白いお酒だと思いませんか?

磨きに突出したり、遠心分離を使ったり、等外米を使ったり。

いろんな獺祭がありますよね!

 

海外進出も順調な旭酒造。

これからも目が離せない会社です。

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